2006'11.28.Tue
ヴィスコンティの庶民もの。母ちゃんがなんだかすごいけど、イタリアの母親はみんなあんなかんじなんだろうか。ロッコはものすごくかっこいいが、もしもロッコが2ちゃんねらだったら、どえらい祭りを引き起こしそうな家族教信者ぶりがとてもこわかった。ロッコは優しいというか思考の発展を遮断しているようなところがあり、家族全員がそれぞれ家族を大切に思ってはいるけど、ロッコのそれは必要以上に濃縮されていて自分の意志というものがない。2ちゃん家庭板でいうところの「真のエネミー」の典型例だ。結婚するならチーロを選ぼう(いや、やっぱり長男ヴィンチが賢いかな…)。あと末っ子ルーカの行く末が心配だ。チンピラになってしまいそうな気もする。なんとなく。
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2006'11.28.Tue
これは昔観たことがあったはずなんだけど、後半が全然記憶になかったので、前半で寝てしまったんだろうと思う。今回も途中で寝てしまい、2日に分けて観たのだった。眠ってしまわなくても、心の底でぶつぶつつぶやいてる人たちを観ているうちに、私もつい心の中でいろんなことを思い出したりつぶやいたりして一瞬字幕を見損なう。私は天使じゃなく、見つめられている側の名もない庶民の一人なんだなあとしみじみ思う。昔(若いころ)観たときは天使の目線で見ていた、見下ろしていた、世界のすべてを。あのころの自分の内心を天使に聞かれてたらと思うと恥ずかしくて死にたい。それにしてもまさかコロンボがなあ。
2006'11.27.Mon
タイトルがこわいので今まで敬遠していたが、DVDのハードディスクにあったのでふと見てみた。そしたらこわい話じゃなくて(いや、ある意味こわい話だけど)、誤解→クビ→ホームレスという転落サラリーマン悲喜劇にストーカーの言い分を加味したような話だった。自分の善意を疑わない人というのは恐ろしいものだ。一見悪い奴が心根まで悪いとは限らない、ていう話だけど、それってどうだろう。平三郎は悪人じゃないんだろうけど、迷惑な人だ。悪気がないのが一番始末におえない。坂妻がかっこいいだけによけい情けなく見えるところがよかった。当時の人は平三郎に同情できたんだろうか。
2006'11.26.Sun
今日も朝から出かけるので、水筒にお湯を入れて持ってったのに、今日は車凍ってなかった。昨日より1時間遅かったせいか。肩すかし。今日は夫を駅まで送っていったのだが、家に戻ってから忘れ物に気づき、また猛スピードで駅まで戻って、ギリギリ出発直前の夫になんとか荷物を渡すことができた。もうこのことで今日は燃え尽きたのでさっきまで昼寝していた。
2006'11.25.Sat
今日はわけあってひとりで朝7時に出かけようとしたら、車が凍っていた。話には聞いていたけど目の当たりにしたのは初めてなのでショックだった。フロントガラスにびっしり薄い氷が張ってて、ワイパーくらいじゃびくともしない。夫の話を単なる田舎ネタとして笑っていたことを反省した。家に引き返してお湯を沸かして持ってくるには時間がなかったので、車に入れといたふきんを丸めてゴシゴシこすって氷を削っていると指先がもげそうになった。なんとか車を動かしたが、削っても薄く氷が残ってるみたいで外がゆがんで見えてこわかった。土曜だから道がすいててよかった。幸い5分も走ってるうちに日差しが当たって氷は溶けていった。フロントガラスカバーを買うのと、水筒にお湯入れてってかけるのとどっちが得だろう。
2006'11.24.Fri
オタヒキニート一代記。完全復元版で4時間の超大作、長すぎだ。おかげでゆうべは皿も洗わず風呂も入らず寝てしまった。昔観たときはもっとルートヴィヒに同情できたんだけど、今回は「あーこれじゃあ駄目だわ」みたいな呆れ目線になってしまったのはなぜだろう。いやもう全然おもしろかったんだけど、作品世界に浸ってシリアスな感想を持ちたいんだったら家族と突っ込み入れながらではなく、黙って一人で観なくちゃだめだ、皿洗いも風呂もすませてからな。耽美退廃絢爛豪華な舞台を焼きそば食べながら観る庶民の幸福よ。
2006'11.24.Fri
寝る前に英語日記を書く日課がもう5ヵ月くらい続いているが、いまだに簡単な単語でも辞書を見ないと書けない。ひさしぶりに隣の公園に白人ファミリーが来た。9月ごろにはキャッキャ笑ってるだけだった子供が、今日は「まーみー!あーいむごーいんとぅー~!」とか何とか話をしているので驚いた。舌足らずながら発音は本格的だ。舌足らずでなくなったらもう(私には)聞き取れないだろう。
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