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2024'05.18.Sat
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2013'05.25.Sat
日本映画専門チャンネルで視聴。期待しないで観た弥次喜多と、期待して観たハガキ、軍配は前者に上がった。

真夜中の~は原作未読で(内容が重そうな気がしたので、現実に疲れて余裕のない間は避けている)、予告編は楽しそうだったのでまー何も考えずに見るにはいっかなーなんてメールとか打ちながら見はじめたら、クドカンものは細かいとこが見逃せないし細かいとこ観ないとわからなくなっちゃうので結局携帯も家事も止めて座ってじっくり見なくてはならず、じっくり見たらうまくできてて、結果面白かった。長瀬智也は天才かもしれないとも思った。この人はすっとんきょうなようだが周囲になじませることができている。同じクドカンものでももこみち(テレビ「ぼくの魔法使い」は面白かったがそれ以外では…)とは違う。でも映画館で見る気はしなかった。これをテレビでやってたらIWGPみたいに伝説になったろうになあなんて。

で翌日「一枚のハガキ」を見た。冒頭から戦時中なのにみんなツヤツヤと太ってるなあとか、衣類小道具全然汚しがかかってないとか、巨匠新藤兼人というものへの期待をこめた色眼鏡で見てしまい、入り込めない。家事をしながらでも展開がわかるので集中しないで見る。上官に聞こえないようヒソヒソ話さなきゃいけないだろうな場面で六平直政が大声出してるのを見て、これは舞台劇を見るようなつもりで見た方がいいのかな?と気持ちを切り替えたら、それ以降はトヨエツの大ざっぱさも大竹しのぶのねばっこさも家が焼けたあとのくだりも比較的スムーズに受け入れることができた。これは100歳のおじいちゃんがこまかいことはおいといて言いたいことを大声で怒鳴ってみた作品なのだ。汚しとかどうでもいいや戦時中って設定はわかってるんだからさってなもんで。老人の話は矛盾や繰り返しが多くたってなんだって否定しないで黙って聞くべきなのだ。

とおじいちゃんに優しくしつつ、世代は交代していくんだなあと実感した二作品。私も昭和東宝や三船ものばかり見てないでもっと最近のを見なくちゃなと思った。
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2013'05.07.Tue
ケーブルテレビのおかげで三船敏郎出演作品を全部見るというライフワークを再開できた。と思ったけどこれを見るのは二回目。番組表を探せば月に2,3は三船を見れるけど、やっぱりビデオ化されてるのとか以前映画館で見たのとかだなあ。まったくの未見作というのはなかなかオンエアされない。今月はテレビ時代劇「江戸の牙」が始まるので期待。

前回はフィルムセンターで見たので大竜巻や合戦シーンがなかなかの迫力で楽しかったが、自宅テレビでハムチャンの車輪回す音がうるさい中で見ると大場面より小場面、久我美子がくねくねするところとか星由里子の顔まんまるいとか女忍者やばいとか、そういうところが目につく。そのおかげか前回見たときよりは話がよくわかった。三船がなんであのへんをいつもうろうろしてるのかもわかった。つまり前回はストーリーがよくわからないまま見ていたことがよくわかった。それもこれも全部、都合が悪くなると三船か忍者か竜巻でどうにかしてしまう構成に思考停止していたせいだ。でもこれは竜巻が主役の特撮映画だからいいんだと思う。豪華キャストだろうが何だろうが円谷英二の小道具だ。

2013'04.19.Fri
映画じゃないけどこのカテゴリに書く。今月からケーブルテレビに加入し、ちゅう太は恐竜番組、夫は「5時に夢中!」や怪物魚を見ている。私は時代劇専門チャンネルで三船敏郎主演「隠し目付参上」を第一回から見ることができて満足だ。加入早々、用心棒もどきの2時間ドラマ「殺生谷の秘密」も見れたし、あきらめかけていた三船視聴リストを数年ぶりに更新できた。本当に自分だけが見たい番組のために早起き(月~金朝6時からオンエア)(録画したのを見る暇はないからオンタイムで見る)するのなんか出産以来初めてだ。だから「隠し目付」5回目にして三船が一切出なくなっても見ている。次回予告にも出てなかったからたぶん今日も出ないんだろう。本作は時代劇版5レンジャーみたいで(6人だけど)、1~2回目は脚本詰め込みすぎってかんじで見ていて息切れがし、そのくせヤマ場が地味(500両の金を隠すため畳に詰め込んでいく作業を延々と、とか、吉原が炎上したように見せかけるため書割りセットを窓の外に置いて燃やす←なぜバレない)とか、失笑ものだったが、だんだん各回に一人豪華ゲスト(おとといは坂上二郎、きのうは加賀まりこ)が出てしかもその扱いがひどい(加賀まりこなんか汚れまくりの夜鷹で最後は惨殺)とかおもしろくなってきた。本作のアイコンでもあるからくり人形「三太」がもうほんとたいしたことないのに無理に活躍させようとしているところもいい。三船は一人二役で、2人そろって出ていると(恰好は違うからわかるけど)声の出し方とか変えてないからちゃんと見てないと(ちゅう太の弁当作りながら見るので)区別がつかない。いかつい三船が長屋のアカンボおんぶしたり、ほほえましいギャップが散見されるのはファン的に満足だ。でもやっぱりせめて一回に一瞬だけでも出演するべきだろう。でないと公議隠密なのに江守徹や沖雅也らが勝手にやってるように見えてしまう。今後の予定を見ると三船は3回に1ぺんくらいの割合で出るようだ。1976年といえばミッドウェイとかの頃だから忙しかったのか。そういや確かに万難を排してまで出るべき作品ではない。でも今日も早起きして見る。今日のゲストは大滝秀治、予告を見たかぎりではやっぱりひどい扱いだ。
2012'06.07.Thu
グランドキャニオンに行くって園ママに言ったら、この映画が超面白かった!と勧められたので見た。そしたら舞台はちがうキャニオンだったけどほんとに面白かった。でもアンビリバボーか世界仰天ニュースで見るんでもきっとよかった。

気ままな独身貴族の主人公(名前もう忘れた)が極限状態に陥る反省映画。景色はすばらしく、主人公の気持ちの移ろいにも共感できる。しかしここで素直に自分を省みて、しかも生還した後本当に反省した通りの人間になれるのは、育ちのいい人間である。主人公は心底冷たいわけではなく、まっとうな家庭で愛情いっぱいに育てられて調子に乗ってただけの坊っちゃんだったからよかった。ここまでやっても変われない人間も、いる。とかひねくれたことを考えてしまった。普通におもしろかったです。
2012'06.04.Mon
超ひさしぶり(5年ぶりくらい)の、映画を見たら書く日記。
アメリカ旅行の予習のために観た(グランドキャニオン行く途中にこのカフェがあるから寄るらしい)。

終始傷つかずに見られる優しいデブフェチ映画。最初のほうはパカパカした過剰なカット割りが多くて、センスいいだろ系の私の苦手な映画かも、と嫌な予感がした。内容もなにか都合のいい話だ、と昔の私なら思ったかもしれない。でも、夫と別れ重い荷物を引きずって知らない道を延々歩いていく気持ちや、疲れてもだれにも頼れなくてヒステリー起こさずにはいられない母親の気持ち、ほころんでいる女子供にいらんこととは知りながらついつい一声かけたくなる気持ちが、いろいろ経ておばちゃんとなった今ならよくわかる(まあ、あんたら仲良すぎるんだもんって出て行った若い女の気持ちもすげえわかるんだが)。腹をくくって全力出すと運命が変わるっていう法則も今は知っている。だから都合よすぎ、とも思わなかった。寅さん的に、定住しないからいいんじゃないのかとは思ったけど、ひときれでも共感できたらその映画は成功作。
あと田舎の食堂でおばちゃんがやる手品、って充分いいと思うんだけどそこから最終的にすごいショーアップ化してしまうのがアメリカーンな感覚なのだろうか。そこは理解できない。
2007'12.11.Tue

障害者になった元ボクサーが合気柔術と出会って立ち直る話。ドライでテンポのよい進み方で最後までおもしろく鑑賞した。脇を固めるおっさん陣(火野正平・桑名正博・石橋凌)の演技が光るため、加藤晴彦もついでによく見えた。実話をもとにしているということでなかなか感動したが、それは別として合気というのは本当にあんなふうに効くものなのだろうか。映画鑑賞後は当然アイキごっこをやるわけだが(つかまれた腕を軽く振りはらうだけでひっくり返る)、家族が「ひっくり返りかたのうまい弟子をもつことが重要だ」というように、術ではなく芸なのではないだろうかと疑ってしまう。でも本当だったらすごいし、そこに夢がある。

2007'12.11.Tue
久々三船映画鑑賞。「羅生門」の翌年、若くピチピチの三船である。まだ声もそんなに重低音ではないころで、つるつるっと早口でしゃべるところが初々しい。しかし画面が暗く音声も悪く、映画の細かいことはよくわからなかったので、薄暗がりの中で三船を探しつつ、声を頼りに俳優当てクイズに興じることに集中したため物語の内容はいまいちつかめなかったが、そんなことで稲垣浩の偉大さは損なわれるものではないので安心してほしい。本作の三船は朴訥さわやか系無敵人でモテモテだ。ピンチにあってもなんか助かり、遠い目をして夢を語り女をメロメロにする。そういえばメロメロになる女は山口淑子だ。現代劇ではとんちんかんな女にしか(私の目には)見えない淑子だが、時代劇での非現実的な役(盗賊の親分の娘)ではエキセントリックぶりがうまくはまっていたように思う。三国連太郎もなかなかの卑怯者でよかった。
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