CGなき時代のディズニー製作の淡々とした実写動物冒険映画。仲良しでかしこい犬2匹と猫1匹が、主人の家を目指して300キロの旅をする。途中猫が川で流されたり、犬が熊に襲われそうになったり、はりねずみの針が顔にささったり、いろいろな波乱がある割には映画自体は淡々としているなあと思ったら、それは動物にまったく表情がないからだった。物語はナレーターの語りで進行し、動物自身が擬人的に話すようなこともないし。だからよく訓練されたかしこいはずの動物たちが、けだものじみて見えた。良い意味で。私たちが愛する動物とはこういう無表情にもくもくと行動する何考えてるかわかんないやつらのことで、CGで表情豊かに加工された人間モドキのキャラクターではないのだ。昔のディズニーはよかった。だからといってこれが名作映画であるとはいえないのだが。
しばらく髪をあご辺りの長さのボブにしてたのだが、結ぶには短いし、耳にかけると変な方向にハネるし、おろしとくと顔にはりついて暑苦しいし、もう何もかもいやになったので髪を切りに行った。かなり短くしてもらった。顔丸出しショートになったらこれ以上太ってはいけない。幸いこの暑さで食欲がなく、ろくなものを食べてないので顔だけはやつれている。前回行ったのと同じ、安いのに貸切できる(美容師ひとりぼっちでやっている)美容院に行った。ここは毎回散髪後にデジカメで写真をとって、次回のオーダーに役立ててくれる。私の右側頭部にはものすごい癖毛エリアがあり、美容師をてこずらせるのだが、美容師はいつも写真を左側からとる(左側はクセが少なくきれいにまとまる)。美容師としてはきれいな仕上がりのほうを記録したいのだろうか。でも私は右側のために美容院に行ってるようなものなので(この癖毛さえなければこんな頻繁に切る必要ないのだ)重要なのは右側の記録ではないか。と思ったけど黙っていた。美容院には猫がいる。客の荷物を入れる用のカゴの中で寝ているので荷物を入れられなかったがかわいい。