2007'07.20.Fri
スケールのでかい水族館映画。なんかものすごいきれいで、浜辺にはコンブひとつ落ちてないし、水はどこまでも透明で、鮫が暴れたりしてても立ち上るもやは「濁り」というより「霧」のよう。深海からマリアナ海溝をのぞいたりびゅんびゅん泳ぐマグロの群れの中に入ったり、たいへんな労作だなーとは思うのだが美しすぎてどうしても途中で眠ってしまい、見終わるのに3日かかった。思い返せば夫との初デートで映画を観に行くことになったとき、これも候補に挙げていたのだが、却下されて、三百人劇場で「気違い部落」(1957年/伊藤雄之助主演)を観たのだった。もしもあのときディープ・ブルーを観ていたら、きっと途中で寝てしまい、鑑賞後も「きれいでしたねー」くらいしか話すことがなく、結婚もしなかっただろう。美しくて無難なので一見デートに向いているようにみえて、実はむいていないという落とし穴のような映画といえる。
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