2008'02.15.Fri
更新しないまま一週間たってしまった。今週は確定申告書とかキルトとかDVD編集とかで忙しかったのだ。今週はとうとう「大忠臣蔵」の再放送が終わってしまい悲しい。三船(大石内蔵助)は何でもお見通し無敵系キャラだったので、これなら三船ひとりで仇討ちできるんじゃないかと思ったけど、それ以外のキャラにもきめ細やかにスポットを当てていてとてもよかった。浅野の殿はアホだなあ仇討ちなんて執念深いなあと思ってたが、仇討ちや切腹というものの意味が私の考えていたのとまるで違い、侍という生き物の存在意義についても考えを改めることができた。吉良上野介はある意味侍から進化した現代人だったんだな。やたら史実にこだわり「仮名手本忠臣蔵ではこうなっているが、実際ではこうであった」といちいち解説が入り勉強になった。討ち入りまであと数日、という緊張感高まる大事なところで吉良上野介役の俳優が急に死んじゃったらしくて、番組冒頭に代役の人が旧吉良の遺影をバックに丁寧にあいさつしていたのには笑った。旧吉良はTV時代劇らしいわかりやすくいやらしく卑劣っぽいじいさんだったのだが、新吉良はなんかやたら重々しいじいさんで、何をしゃべっても歌舞伎役者みたい。と思ったら歌舞伎役者だった。と思ったら旧吉良も歌舞伎役者(市川中車)で、新吉良はその弟(市川小太夫)だった。旧吉良の軽薄さは演技力の賜物か、それとも歌舞伎舞台でもあんなだったのかはわからない。
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