2007'05.15.Tue
以下3本の映画は先月DVDのハードディスク整理中に観たもので、なんかつまらないことしか書けないなあと気に病んでしばらく載せられなかったが、でもどうせこのブログ4人くらいしか読んでないんだからいいか、と思ったので載せる。
ジーナ・ローランズがこわれゆく話。ピーター・フォークは愛情深い夫なんだけどいまいち妻の気持ちをくみとりきれず、自分の思い込みを通そうとして衝突する。ジーナがこわれるのはピーターに対してじゃなくて、世間に対してピーターの顔を立てようとすると緊張しておかしくなるので、ピーターと子供たちとだけなら問題ない。ジーナがいくらおかしくても子供たちは元気いっぱいだし家の中もきれいだ。でもピーターはやたら友達を連れてきて楽しもうとかいうんだよなあ。男と女のすれ違いというか。ひきこもっているうちにどんどん他人への接し方がわからなくなっていく私には人ごとじゃない作品で、内容的も33年前のものとは思えない、今に通じる名作だと思う。今リメイクされたら、もっと病気の説明とかの意味付けをされてしまうのだろうけど、本作では病気じたいはどうでもよくて、細かいことは置いといてともかくこういう女がいる家庭のひとコマ、というふうにしているのがよかった。ラスト、やっとジーナが笑うところは、部屋のカーテン越しなので、カメラ(他人の目)が離れたところでやっとほっとできた、みたいな感じがして私もほっとした。
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