2007'10.18.Thu
なんとも悲惨な女の一生。男は卑怯だし女は愚かだ。でもジェルヴェーズ(ちょっと大竹しのぶっぽい)に同調できず突き放して観ることができたため、観た後それほど落ち込まないですんだ(しかし5年前の私だったらもんのすごく凹んでいたかもしれない)。娘のナナが無邪気に駆けて行くラストシーンはほのかな希望と思いたいけど、新たな絶望のようにも思える。こういう人生を歩まないためにはどうしたらいいだろうかとよく考える。環境の悪化とともに心がねじくれていく過程は身につまされる。私は嫌になったことはなんでも冷酷に切り捨てることで生き延びてきた人間だが、それではドラマは生まれないのだろう。
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