2007'06.25.Mon
山内和彦という性格は良いらしい40歳の切手・コイン商がなりゆきで市議会補欠選挙に出て、当選するまでを観察したドキュメンタリー。「観察映画」と銘打っているだけに、何の説明もなくバタバタした毎日を延々と映してるだけなんだけど、なんかおかしい。山さんという人が無抵抗で流れに身をまかせていく様子、その場しのぎにわーっとテンション上げてテキトーに周囲に合わせてるだけの様子、巻き込まれて文句言いながらもちょっと面白がって参加してる奥さんの気持ち、山さんを将棋のコマとしか思ってないおっさんたち、妙に楽しそうな後援会のおばちゃんたち、どれもすごく身近にリアルに感じられる。選挙ってすごい原始的だ。日本の土台ってまだまだああいう土着的なおっさん文化でできているんだなあと実感。政治と庶民感覚がどんどん乖離していくわけだなあとか。
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