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2025'05.25.Sun
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2008'05.28.Wed
母が孫を見るためにはるばる茨城まで来た。一人で。母にとってこれはものすごいことで、「はじめてのおつかい」みたいな番組に興味はないが母がうちに来るまでの道のりなら隠しカメラで撮影しておきたいくらいと思う(残念ながら全行程ひとりで来ることはできず、途中の秋葉原まで父に送ってもらったそうなのだが)(母なら隠しカメラではなく、真後ろにッピッタリくっついて撮影しても気づかないかもしれない)。母は私のために家事や育児を手伝う気まんまんでいたのだが、母は料理できないし掃除もたいしてやるとこないし、ちゅう太は世話のかからないいい子なのですぐ退屈してしまい、しかたなくちゅう太をあやすことに専心していた。一泊の予定だったが、翌日帰る段になると母はものすごく緊張しはじめ、ポケットから電車の乗り換えを書いたメモを何度も取り出しては読み返しているので実家に電話したら、明日なら迎えに行けるからもう一泊しれと父に言われ、すると急に安心してもう一泊していった。そして今日父が迎えに来て、孫をほめて昼飯食って帰っていったのだった。

母親とは(それが実母でも姑でもだ)家の中で目につくすべてのものに対して「これは何?」「これは何?」と根ほり葉ほり聞いてくるもののようだ(いっぽう父親とは、それが実父でも舅でも、家の中のことは何も目に入らず、自分が用意してきた話題を話し終わるとあとは無言でいるもののようだ)。「これは空き箱だよ」「これはシュレッダーだよ」などと、家じゅうのあらゆるものについてひとつひとつ話して聞かせるというのは、やってみるとすごい疲れる。この質問攻めは母らが客として来る時はさほどではないが、家事を手伝う気で来られるときにはもう逃れようもない(家事と関係ない、隣近所のことや夫のCD棚なんかのこともガンガン問い詰められる)。人んちのことをなんでそんなに全部把握しようとするかなと思うが、善意からきていることをブロックする勇気もないので無抵抗でいるしかなく。私はちゅう太が一人暮らししたり結婚したりしたらもう他人と思って、よそよそしく接しようと思った。
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