2014'04.07.Mon
姪1(28)が結婚した。愛と感謝がいっぱいの心温まる式と披露宴であった。
若いふたりは結婚とは何か、人生とは何か、もうちゃんとわかっているようだった。
私のようになんもわかってなくて遠回り遠回りして30過ぎてやっと物ごころつくようになった者もいるのにどうしたらこんな立派な人間ができるのか。
姪は長女で姉(人格者)も長女で、私は末っ子である。姪2(姪1の妹。末っ子)は私に似ているような気がしてやや心配
いっぽうちゅう太はいち早く6歳に。去年5歳になったときはそれはもうえらい騒ぎだったが、今年は6歳アピールは少ない(前年比)。ちゅう太は純粋な成長の喜びよりも物欲が勝る汚れた人間になった。そんなちゅう太のたっての願いで今年のケーキは…
トッキュウジャーのキャラデコケーキ。ライトと電話で話せる(録音だけど)しょうもないヒーローダイヤルというのもついてくる。送料合わせると4000円超え、そんだけ出せばもっとおいしいケーキ食べれるのにって思うと悔しいけど思い出はプライスレスとかいう開き直り概念でうやむやにする。ちゅう太は、6歳の春、トッキュウ1号が好きだった。という事実をここに書き記しておいてやる
婆ちゃん1からは靴、婆ちゃん2からは現金(ケーキ代として徴収)、ママからはキャラデコケーキ、パパはドラえもんドンジャラゲームを買っておいたけど、さらにローラースケートが欲しいと頼まれトイざで安いインラインスケートセットを買ってやった。ちょっと歩けるようになっただけで「おれはすけーとのてんさい」と自慢する。この天狗の鼻をへし折らずにはいられない。ほめて自信を持たせるというのが今時の育児だが、最初から自信過剰な子にはどうしたらいいんだろう。ひっこみじあんな子を励ますほうが、親は大変だろうけど形としてはやりやすいと思う。謙虚な幼児なんて変だし無理だとわかっちゃいるけど、いちおう「自分なんてまだまだッス、という気持ちが大事」みたいなかんじの話を折に触れしている。すると「おれはね、まだまだなんだよ」と得意げに言うようになった。まあ、想定内のことではある。
思えば私も自信過剰な子どもだった。こいつもこれから先、鼻ボッキボキ折られながら大人になっていくんだろうなと思うと少し胸が痛む。私みたいに遠回りしないようなるべく早めに折られてほしいと思うのが親バカなんだろう。それともほんとにちゅう太は天才で、この自信を持ったまますくすく育ってそのまんま立派な人物になったりするんだろうか。でもそしたらきっと、私はそんなちゅう太が好きになれないだろう。これは親バカじゃなくて単なる僻みかもしれない。
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