2008'05.29.Thu
生後56日目。母乳製造機・うんちセンサー・はなくそハンター・肉ゆりかご等として活躍しているうちにちゅう太はだんだん人間らしくなってきて表情が豊かになり、瞳にも知性の片鱗のようなものが見えるようになってきた。こうなると機械的な世話でなく情のこもったやりとりが必要になってくる。笑顔で接すれば笑顔の多い子になって近所の評判がよくなる、よく話しかければおしゃべりな子になって家庭内が盛り上がると姉に言われたことを思い出し、また何をするにもちゅう太が私をじっと見つめ続けるのでこちらとしても無言無表情でいるわけにもいかず、目を合わせて笑顔で何か話しかけながら行うのだが、これがなかなか疲れる。本気でやってると喉が嗄れ、夫が帰ってきたとき大人用の話題が何も思いつかないという弊害もある。家事をすませたらぼんやりインターネットをやっていたいのだが、パソコンに向かっているときって普通無表情だ。時々ちゅう太を見るとこちらをじっと見つめているので、あわてて作り笑いをする私。
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2008'05.21.Wed
授乳は2~3時間おき、うんちは1日4回と、こないだまで規則正しいリズムで生きていたちゅう太は、先週から急に不規則な人になってしまい、1日1回しかうんちしない日もあるかと思えば少しずつ6回も出す日があったり、1時間おきとか40分おきとかにに乳を飲み田たったりする。何もできん。授乳しながら書いているので隊ピンぐがむずかしいが直すのmんどうなのでこのままいく。幸い夜は長く寝てくれるのでいいんだけど(それでも朝までに2回は起こされるが)空腹ではなく、暑くてのどが渇くのかmにレない。6か月までは母乳以外のもの一切やる必要なし、というのhが最近の母乳育児の常識らしいのだが乳首が痛い。ので哺乳瓶で麦茶をやってみたらよく飲むので、ほっとしていたら、のもおわって5分もしないうちに泣きだし、結局乳をやるはめになった。あれ、というこyとはのど渇きでなくやっぱr空腹なのかな。それとも甘えているのだろうか。一度にたくさん飲んでくれれんbくぁいいのに、飲み始めると嬉しくて笑いながら寝てしまい、少しsか」のまなかったりする。乳首をくわえて笑いながら寝ている顔はものすごく幸せそうだ。ちゅう太にとって人生で一番平和な時期だなあと思う反面、赤ん坊って不自由でかわいそうだなあとも思う。ちゅう太が夜中泣いていても私がなかなか起きないので、あきらめて自分の指をしゃぶっているときがある。なかなか不憫だ。自分で好きなときにごはん作って食べたりトイレ行ったりできる、私は大人でよかったと思う。
2008'05.14.Wed
梅干しみたいだったちゅう太は栗の実みたいになり、ロールパンみたいになり、そうこうするうちに大福みたいになった。どんどん太って顔が変わっていく。体重は重いが1カ月児にしては身長が高いので、カウプ指数でいうと「やせぎみ」なちゅう太。これ以上重くなる前に首が据わってほしいのだが、赤子は太れば太るほどかわいさが増すもののようだ。まだペット感覚で取り扱っている日々である。
みんな赤ちゃんが好きなんだなあと思う。妊娠出産すると(子持ちの人たちは)こちらがびっくりするくらいの勢いで喜び、祝福してくれる。お祝いに現金、おもちゃ、ファーストシューズ、ベビー服など各地からいろいろいただいたので、今週はお礼状を書くのに追われた。私にはまだそのへんの機微がわからない。赤子のかわいさや重みをやっとうっすら実感できたところで、身内や友人に子供ができたからとて、声をオクターブ上げて満面の笑みで喜ぶというところまでは至らない。まだ育児の苦労をたいしてわかってないからだろうか。どんだけの目に遭えばあの声がひっくりかえる境地に達するのかと思うとなんだかこわい。
みんな赤ちゃんが好きなんだなあと思う。妊娠出産すると(子持ちの人たちは)こちらがびっくりするくらいの勢いで喜び、祝福してくれる。お祝いに現金、おもちゃ、ファーストシューズ、ベビー服など各地からいろいろいただいたので、今週はお礼状を書くのに追われた。私にはまだそのへんの機微がわからない。赤子のかわいさや重みをやっとうっすら実感できたところで、身内や友人に子供ができたからとて、声をオクターブ上げて満面の笑みで喜ぶというところまでは至らない。まだ育児の苦労をたいしてわかってないからだろうか。どんだけの目に遭えばあの声がひっくりかえる境地に達するのかと思うとなんだかこわい。
2008'04.18.Fri
生後半月経った。退院直後は気も張っていたし元気だったのだが、昨日あたりから急にしんどくなってあちこち痛み出し、日中はほとんど寝込んでいる。平日は夫の母が泊まり込みで家事をしてくれてすっごく助かってるんだけどやっぱり他人とずっといるのは疲れるし、日に日に重くなるちゅう太を抱いて歩いたら子宮と痔が飛び出しそうになった(痔は臨月から発症、出産で悪化。分娩の最中は腹よりも「お尻痛い!痛い!」と叫んでいた記憶がある)。
私はなぜか母性本能の強い女だと他人から指摘されることがある(保育士ではと言われたこともあった)。受け身な性格と田舎臭い外見、そしてでかいおっぱいのせいだろう。おっぱいはたしかに今ものすごいことになっていて、授乳直前の張り切っているときはたぶん胸囲1メートルを超す(ちゅう太が飲みほすと一回りしぼむ)。ちゅう太はバカみたいにおっぱいを飲むが、それにまったく負けることなくいくらでも乳が出るのは我ながら感動的で、邪魔だったこの胸がやっと役に立つ日が来たと感慨深い。しかしそれ以外の面ではあまり母親ぽくも保母ぽくもないなあと思う。とにかく毎日眠くて眠くて、ちゅう太が隣で泣いてても気づかず寝てたり、添い寝授乳しながら眠っちゃって乳房で窒息させたりしている。
私はなぜか母性本能の強い女だと他人から指摘されることがある(保育士ではと言われたこともあった)。受け身な性格と田舎臭い外見、そしてでかいおっぱいのせいだろう。おっぱいはたしかに今ものすごいことになっていて、授乳直前の張り切っているときはたぶん胸囲1メートルを超す(ちゅう太が飲みほすと一回りしぼむ)。ちゅう太はバカみたいにおっぱいを飲むが、それにまったく負けることなくいくらでも乳が出るのは我ながら感動的で、邪魔だったこの胸がやっと役に立つ日が来たと感慨深い。しかしそれ以外の面ではあまり母親ぽくも保母ぽくもないなあと思う。とにかく毎日眠くて眠くて、ちゅう太が隣で泣いてても気づかず寝てたり、添い寝授乳しながら眠っちゃって乳房で窒息させたりしている。
2008'04.09.Wed
4月3日に子を産んで、昨日退院した。予定通りに入院し、では翌朝から陣痛促進剤を入れましょう、と言われたあとに陣痛が始まり、結局自然分娩でいけた。頭がでかくて大変だった。痛いとはきいていたがあんなに痛いと思わなかった。ヒッヒッフーとかそういう問題ではなかった。どうして無痛分娩にしなかったのかと心底後悔した。生理痛の親分とか鼻からスイカとかいうから、それなりに想像しておいたんだけど全然違った。まだ産んでない女子には「やめといたほうがいいよ」と言いたい。もう二度と御免なのでひとりっこ決定だ。
子には立派な名前をつけてやったが、胎児のときは「ちゅう太」と呼んでいたので、今後ここに子のことを書くときはちゅう太と表記する。ネズミ年、男児、さらにはミスターの1周忌あたりに着床したはず、という3点から、私の中ではこの子はミスターの生まれ変わりという設定になっている。こんどこそ先に死なせないように、そしてミスターくらいには賢くなってくれたらと願う。
子には立派な名前をつけてやったが、胎児のときは「ちゅう太」と呼んでいたので、今後ここに子のことを書くときはちゅう太と表記する。ネズミ年、男児、さらにはミスターの1周忌あたりに着床したはず、という3点から、私の中ではこの子はミスターの生まれ変わりという設定になっている。こんどこそ先に死なせないように、そしてミスターくらいには賢くなってくれたらと願う。
2008'03.31.Mon
産まれないまま3月が終わってしまいそうだ。この2週間ほど、子宮が収縮しそうなことは一通り試みている。周囲は「おなかの居心地がいいんだよ」「産まれたら大忙し。ゆっくりお腹にいてくれてるんだから、今のうちにのんびりしていなさい」等となだめてくれるが、人に何か言われるほどに腹が立つ。私はなんでこんなに怒っているのだろう、とよくよく考えてみたら、私自身もべつにいつ産まれたってかまわないのだが、このままだと陣痛促進剤を使用、それでもだめなら(促進剤使っても陣痛こない人もいるそうだ。そして高齢出産は微弱陣痛になりがちなんだそうだ)帝王切開になってしまう、というのがいやだというか超こわいのだと気づいた。この恐怖が怒りとなって表れているのだ。
今までつわりもなく順調にきて、当然安産だと思い込んでいたため、最後の最後に自然分娩できないかもというのはショックで、屈辱と言っても過言ではない。帝王切開で検索すると、自然分娩より肉体的にキツいのに世間的には「楽して産んだ。母親失格」とみなされて、自信を失う産婦が多いことがわかる。私にも見栄がある。(たぶん)最初で最後の出産を「自分の力で」立派にし遂げた(と認められた)い。妊娠するまでは、いやつい先日までは、どんな産み方をしたっていいどんな子が産まれたっていいんだ生きてさえいれば、と思っていたはずなのに、こんなに自分が自然分娩にこだわるとは思わなかった。自分の生理をコントロールしたい、でも子供(他人)はコントロールできない。そしてお産は自分の生理と胎児の生理が完璧にシンクロしないと進まない。産まれないのはお前が自分勝手なせいだ、と言われてるような(誰に?)気がして、どうしたらいいのかわからない。一日中こういうことを考えているので凹むばかりだ。大体こいつが産まれないと私は何もやることがないのだ。
今までつわりもなく順調にきて、当然安産だと思い込んでいたため、最後の最後に自然分娩できないかもというのはショックで、屈辱と言っても過言ではない。帝王切開で検索すると、自然分娩より肉体的にキツいのに世間的には「楽して産んだ。母親失格」とみなされて、自信を失う産婦が多いことがわかる。私にも見栄がある。(たぶん)最初で最後の出産を「自分の力で」立派にし遂げた(と認められた)い。妊娠するまでは、いやつい先日までは、どんな産み方をしたっていいどんな子が産まれたっていいんだ生きてさえいれば、と思っていたはずなのに、こんなに自分が自然分娩にこだわるとは思わなかった。自分の生理をコントロールしたい、でも子供(他人)はコントロールできない。そしてお産は自分の生理と胎児の生理が完璧にシンクロしないと進まない。産まれないのはお前が自分勝手なせいだ、と言われてるような(誰に?)気がして、どうしたらいいのかわからない。一日中こういうことを考えているので凹むばかりだ。大体こいつが産まれないと私は何もやることがないのだ。
2008'03.27.Thu
いつ産まれてもおかしくないと言われてからずいぶん経ったがまだ産まれない。今日の定期検診で胎児はもうかなり下がってきていてエコーに顔が映らないくらいだった。先週も今週も、陣痛もしくは破水を呼ぶためと称してものすごく手荒に子宮口をグリグリされ、これできっとすぐ産まれますよ!と医者にも助産師にも口々に言われたけど何事も起きない。私の羊膜はなんでそんなに頑丈か。もうずっと胎児の重みで股関節が痛くてたまらないのに、さらに内診のせいで腹と腰が痛くなって何もできず、なのに各地から「まだか、いつ産まれるか」と次々に電話がくるので頭に来る。思えばこいつは妊娠中に起きるといわれるファンタジー的なこと(夢に出てきて性別を教えてくれる・何日に産まれてきてねと頼んだ日に産まれてくる・懸賞によく当たる等)は何ひとつ起きず、胎動を夫にさわらせようとすると動かなくなり、キックゲームとかいう胎教?にもまったく反応しない、薄情な胎児だった。育児は思い通りにいかないもの、という真理を産まれる前から私に思い知らせようとしているのか。こう愚痴っぽくなるから今まで妊娠のことは日記に書かないようにしてきたのにもう止まらない。このまま何事も起きなければ4/2に入院(陣痛促進剤で出産)ということになってしまった。あと一週間もこんな状態(歩けない、頻尿で眠れない、予定が立たない)でいるなんて耐えられない。覚えてろよ、表へ出ろ、と言いたい。
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