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2025'05.24.Sat
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2013'05.25.Sat
日本映画専門チャンネルで視聴。期待しないで観た弥次喜多と、期待して観たハガキ、軍配は前者に上がった。

真夜中の~は原作未読で(内容が重そうな気がしたので、現実に疲れて余裕のない間は避けている)、予告編は楽しそうだったのでまー何も考えずに見るにはいっかなーなんてメールとか打ちながら見はじめたら、クドカンものは細かいとこが見逃せないし細かいとこ観ないとわからなくなっちゃうので結局携帯も家事も止めて座ってじっくり見なくてはならず、じっくり見たらうまくできてて、結果面白かった。長瀬智也は天才かもしれないとも思った。この人はすっとんきょうなようだが周囲になじませることができている。同じクドカンものでももこみち(テレビ「ぼくの魔法使い」は面白かったがそれ以外では…)とは違う。でも映画館で見る気はしなかった。これをテレビでやってたらIWGPみたいに伝説になったろうになあなんて。

で翌日「一枚のハガキ」を見た。冒頭から戦時中なのにみんなツヤツヤと太ってるなあとか、衣類小道具全然汚しがかかってないとか、巨匠新藤兼人というものへの期待をこめた色眼鏡で見てしまい、入り込めない。家事をしながらでも展開がわかるので集中しないで見る。上官に聞こえないようヒソヒソ話さなきゃいけないだろうな場面で六平直政が大声出してるのを見て、これは舞台劇を見るようなつもりで見た方がいいのかな?と気持ちを切り替えたら、それ以降はトヨエツの大ざっぱさも大竹しのぶのねばっこさも家が焼けたあとのくだりも比較的スムーズに受け入れることができた。これは100歳のおじいちゃんがこまかいことはおいといて言いたいことを大声で怒鳴ってみた作品なのだ。汚しとかどうでもいいや戦時中って設定はわかってるんだからさってなもんで。老人の話は矛盾や繰り返しが多くたってなんだって否定しないで黙って聞くべきなのだ。

とおじいちゃんに優しくしつつ、世代は交代していくんだなあと実感した二作品。私も昭和東宝や三船ものばかり見てないでもっと最近のを見なくちゃなと思った。
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