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2007'03.05.Mon
シネマアートンのフランキー堺特集にて。原作を読んでから行ったが、原作とは違って「秋本」は最初から噺家だし、話は途中で終わっていた(続編があるのかもしれない)。落語家がいっぱい出てきて(私には円鏡と金語楼くらいしかわからんかったが)そのたびに(出るだけで)場内は爆笑していた。おっちょこちょいな落語家が軍隊でしでかすおっちょこちょいストーリーで、いまこういう反戦的メッセージがヒトカケラもない戦争映画って作れないだろうから貴重だと思った。私としてはそのうち「戦争はいやなものだ」的な一言がどこかで出てくるか、ちょっと悲しいエピソードのひとつもあるものとついつい思ってしまうのだが、そんなのまったくないまま終わったことでハラハラする自分の小心さがいやになった。
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2007'02.17.Sat

この映画に登場するローマのヴェネト通りは新婚旅行で行った。47年前の映画に出てくる街並みと、去年見たローマの街並み、全然変わってないのがなんだかすごい。旅行に行く前にこの映画を観ておくんだった。予備知識なしで観たので、上流階級の退廃を描いたような映画かと想像していたら、わりとストレートな青春映画だった。若さゆえ~♪と口ずさみたくなるような。マルチェロ・マストロヤンニはデイリーポータルZの林雄二さんに似ている気がした。でもマストロヤンニは「色男」で、林氏は「パーツの濃密な人」だ。ふしぎ。林氏がイタリアに生まれていたら、マストロヤンニが日本に生まれていたら、など余計なことを考えてしまい集中できなかったが、ラストの海岸のシーンはとてもよかった。

2007'02.17.Sat
中年期にさしかかった有閑主婦の欲求不満と焦燥感、抑圧感等をすっとんきょうに描いた作品。フェリーニの初長編カラー作ということで、カラフルというかなんというか、色彩面がなんかもうものすごいことになっている。周囲の誰よりも小柄でかわいらしいジュリエッタは、子供から「女」を通り越していきなりおばさんになってしまったようだ。これは焦る。常に口元に作り笑いを浮かべているところも、不満を言えず黙ってしまうところも身につまされるけど、過剰な色彩と演出は観る者を落ち込ませる暇を与えない。わかりやすくておもしろかった。
2007'02.14.Wed
痴漢冤罪ものということで、見ていていたたまれないような気分になったり、後味の悪い思いをするのではないかと恐れていたのだが、そういうウェットなところがない、ドキュメンタリーみたいな実用的作品で、大層おもしろかったし考えさせられた。男でいるのも大変だなあ、とか思った。しかし映画には大きいスクリーンで観ないといけないものと、レンタルして家のテレビモニターで観ても差し支えないものとがあるが、これは後者だった。
2007'01.23.Tue
ツタヤが半額期間だからといってなぜ社長シリーズとこれを借りてくるのか、人の気持ちはわからないものだが、観てみたら、といっても家事とかしながらの「ながら見」だったからあまり真剣に観てなかったのだが、ドイツ版「日本の一番長い日」だった。となるとやはり見どころは各主要人物の死にっぷりで、それはなかなかよかった。ヒトラーというキャラクターはこれまでにもいろんな作品で表現されすぎて、生身の人間というよりはアニメか何かのキャラクターみたいに確立されていて、それが普通の人間たちの中にいると実写とアニメの合成映画(昔よくあったディズニー映画みたいな)に見えてしまいそうになるのをギリギリのところで踏みとどまっていると思った。
2007'01.18.Thu
5人の娘持ちの森繁、奥さんがまた妊娠したけど今度こそ男の子か!? バーのマダム草笛光子が他の男にとられそう。ライバル社長にこのまま渡してしまうのか!? 小林桂樹の恋のゆくえは? ハワイのマダム新珠三千代との関係は? 社長のハワイ進出は成功するのか!? と何もかもこれからだと思ったらいきなり「終」の文字がバーンと出たのでびっくりした。続編があるらしいがそこまでひっぱる内容か。どうりでハワイに行くまでが長いと思った。「豪華ハワイロケ」がまず先にありきで、内容は後からくっつけたような感じだけど、そういえば淡路恵子が出てなくて寂しいけど、とりあえず三木のり平の宴会芸が見れたのでよしとする。DVDの特典映像で三木のり一がどうでもいい感じで作品解説をしているのもいい。しかし酒癖が悪いという設定のフランキー堺が、ハワイでの宴会ではおとなしかったのが少し不満だ。
2007'01.13.Sat

じっくり考えて文章を書くことができない。また手短にまとめて書いてしまう。

「秘密と嘘」(1996/イギリス)…クライマックスまではおもしろかったんだけど、ラストはちょっと都合がいいというか、えーこれでみんな仲良く?マジで?普通ああなったらシンシアとモニカは仲直りできないよ、ホーテンスは良い子ちゃんすぎないか、等々考えてもやもやしてしまったんだけどそれも監督の思うツボだろうか。

「ビバリーヒルズ・コップ1」(1984)「ビバリーヒルズ・コップ3」(1994/アメリカ)…「2」は見損ねた。「1」はおもしろかったのに「3」は全然現実離れしてて金ばっかりかけてて何だよ、と思った。1と3の間に何が起こったのか。

「社長太平記」(1959年)…森繁・小林桂樹・三木のり平&淡路恵子(日本のマリリン・モンロー)という面子のおなじみ東宝コメディ。下着会社が舞台で社長と社員がドタバタ、って少し前に見たニュー東映の物凄く泥臭いコメディ「次郎長社長と石松社員」みたいだなあ(たぶん次郎長~のほうがパクリ)と思った。そしてやっぱり東宝のほうがセンスいいなと思った。次郎長~のほうがストーリー的には盛り上がりがあるのになあ、本作だって戦友とか家族的経営会社とかの泥臭い要素が多いのになあ、ふしぎだなあ。

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