2011'01.21.Fri
洗濯かごに入って激しく立ったり座ったりすると、前に進むことができる
寒い。今年に入ってさらに寒くなった。先週は雪が降ったし。2月いっぱいまでは辛抱の毎日だ。
家で、薄汚れたバーバパパのひざかけ(小さいマイヤー毛布)を腰に巻いていたら、ちゅう太が「おしゃれ!おしゃれ!」と叫びながら私の周りをぴょんぴょん飛んだ。ちゅう太は私のスカート姿を見たことがないのかもしれない、と思った。ちゅう太が私の外見にコメントすることなんて、顔を洗ってる最中「おばけ」と言われる以外にはなかったので、なんかもっとこう本当におしゃれした姿を見せてやりたいものだと思った。
でも今はスカートなんてとても無理だ。正月以来の風邪はやっと治ったけど咳がまだとれない。足には今年もしもやけができた。都内に住んでた頃ならまだタイツとブーツでなんとかスカート履けたけど、茨城の冬をなめたら寿命が縮む。
しかし冬物のスカートを私は持っている。まったくはかないので新品同様のままタンスの奥でペタンコになっている。この冬も絶対にはかないという自信があるのに、衣替えのたびに「一応」とか思って出す。この「一応」は、「もしかしたらすごくおしゃれしていかなきゃいけない場所に行く用ができるかもしれない」という恐れと期待だ。一度も履かないまままた行李にしまうときの小さながっかりと安堵。これらが田舎の四十路女にこびりついた「かわいげ」の残りカスである(「未練」かもれない)。どんな高齢ママ、どんなダサママのたんすにも一枚はスカートが隠されている。
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