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2010'01.07.Thu
先月実家から野菜とともに届いた謎の木の実は
 
綿だった
 
正月実家に行ったらざぶとん1枚分くらいの綿が収穫されていた。
父の園芸というか趣味農業はどこまでいくのか

父は昭和ひとけた生まれでたぶんもうすぐ78歳くらい、尋常小学校しか出てない頑固一徹でもない普通の職人だ(祖父が頑固を擬人化したような人だったから軟派に見えるくらいだ)。もう隠居したはずだけど注文が入れば桐箪笥の修理とか何か作るため寒い作業場に一日中こもってるし、仕事がなければ畑か庭木の手入れをしているか、俳句の会に出るか過去の習作を推敲したり習字で書く練習したりワープロ(ワープロ専用機だ)に打ち込んだりしているか、あとなんか知らないけど地域の活動をいろいろやってるらしいのでなんかの会合とか一泊旅行とかあちこち出かけていく。俳句や園芸の本を読んで勉強も怠らない。
何もしないでのんびり、ということはできないたちで、茨城まで来ても孫を見てごはん食べたらもうそわそわしだして(私と母はだらだらおしゃべりしている)、マンションの周りを散歩してくるとか言ってひとりで出てっちゃって、しばらくして「この辺の地理は把握した」とか言いながら戻ってきて、やることなくなったらさっさと帰ってしまう。
とにかく何か働いてないと気が済まないし、多少具合が悪くても我慢して人には言わない(母には言ってるのかもしれないが。去年も2回くらい入院してたらしいけど私は退院してから知った)。正月、実家から帰る途中で病院に寄ったら、鼻につけてた管(肺が悪いので)をすぐ外して病状や病院のことを説明しはじめるし、元気なんだか無理してんだかわからないのでこういう人はずっと入院してればいいと思う。
誤飲すると危険なので年末年始は絶食していたらしいが、やっと少し何か食べさせてもらったそうだ。退院してもさすがにもう畑仕事とかしなくなると思うので、大量の野菜が送りつけられてくることももうなくなるかもしれない。野菜もみかんも米も自分で買う生活。それが当たり前か。
私は年の離れた末っ子で、ちゅう太なんか曾孫扱いだし、親がそのうちいなくなることはずっと前から覚悟できてたけどこうなってみるとやっぱりすこし物寂しい。いやまだ全然生きてるけど。
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