2012'04.16.Mon
年少さんになって3日目から、9時―14時まで預かってもらえることになった。午前と午後30分ずつ増えた形である。しかし本来は8時半から15時までなので、気を緩めぬようにしたい。合計1時間増えたらそれだけでも結構な余裕。相変わらず重要なことは何もできないが。
先週は入園・進級式があって、乳児クラスではあるが一応新入生もあった。また赤ちゃん(在園生の弟妹)が何人か来るので、ちゅう太が手を出さないように言い聞かせておかないといけないが、今まで言い聞かせて聞いたためしがなかった。前日夜に急に閃いて、「赤ちゃんには一回ヨシヨシして静かに離れる」「ヨシヨシは赤ちゃん一人に一回だけ」というルールにしたら、あっさり守れた。
去年、通行人にしつこく挨拶するのを「あいさつは一人に一回」と決め、こんにちはと言って通り過ぎる練習を何度もやったことが応用できた形だ。園長にも褒められて気分がいい。単にちゅう太の成長によって自制心が出てきただけかもしれないが、ちゅう太に把握しやすい指示の出し方のコツをやっとつかんだ気がする(遅い)。
その赤ちゃんたちというのがこの数カ月でずいぶん大きくなっちゃってて(それでもまだ赤ちゃんなんだが)、そのうち乳児クラスに入るだろうし、下手するとちゅう太が追い越されてしまうのではないかと思うと恐怖。
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2012'04.04.Wed
昨日4歳になった。誕生日前夜には、貯金箱にお金を入れてパンパンとかしわ手を打ち、「4さいのおたんじょうびおめでとう」と言って深々と頭を下げていた。なんだかよくわからないがちゅう太なりの「誕生日待ちきれない」表現。
長期休みごとに大きな成長がみられるちゅう太。今春はとにかく喋りが達者になった(今までもよく喋ってたが、何かのセリフは流暢なのに自分の言葉で話そうとすると難解だった。今は私以外の人にも一応通じることを喋る)。
目の下(あかんべしたときに見える赤い部分)を発見し「めのしたにエビみたいなものがある」と言って長い時間鏡に写していた。早口言葉だよ!と言って、「かわはこおりはりねずみ」と言えと迫る。凍った川でスケートをするハリネズミというキャラクターなんだそうだ。「たべものは、あきになると、ほねになるの?」と何かいろいろ混ざったような質問をしてくる。動物園など施設のスタッフを見ると「やぎさんはどうしているんですか?」などと質問をする(テレビのレポーターなどの影響なのか、スタッフには質問しなきゃいけないと思っているらしい)。祖父母との電話などで「今日何したの?」と聞かれると、以前は本当のことを話していたが、今は「りょこうにいってどうぶつにのって、ハンバーグをたべたの」などと願望を話す。発想が豊かすぎることに不安になったが、現実との違いを指摘すればわりと素直に認めるので、たぶん大丈夫そうである。
オセロで負けても怒らないようにと言い聞かせたら、私が勝ったとき「ママおめでとう」と微笑むことができた。風呂場に早く行かせるために「競争だ!」と走って、ちゅう太が先に着いたら毎回エア表彰状を渡してたのだが、私が先に着いた時はちゅう太から私に表彰状をくれた。誕生日にちゅう太の写真を撮っていたら、「ぼくがパパとママをとってあげる」と言って我々親の写真を撮ってくれた。この調子ならひとりっこならではの唯我独尊自己中精神からも脱皮できるか。
先週いっしょに遊んだ子たちはこの春から入園。ちゅう太のほうが一年早く入園しているというのに、見たところ同じレベルだった。周回遅れちゅう太は早く入れて正解だったとも思うし、しまじろうでもやらせといて今年入園にしてたとしても案外追いついたかもなーとも思う。どっちがよかったっていうのはわからないので、どっちでもどうにかなったってことなんだろう。私はたぶん、私の力でちゅう太を成長させたいという(園長に手柄顔されたくない←するんだこれが)気持ちが強すぎて、ちゅう太の現状を甘く見がちな傾向がある。それでもここ最近の成長は確実なもので、喜ばしい。もうすぐ新学期、やっと年少さんになる。前年度は「プレ」ってやつで、壮大な慣らし保育だった(普通のプレは週1とか。慣らし保育は長くても一週間)。ここからが本番だ。
2012'03.30.Fri
山に着いた時点でうどん屋の場所をチェックしていて、梅見と猿回し見物が終わると「じゃあ次はお昼ご飯にしましょう」と率先して店に入り、食べ終わると「じゃあ帰ってお昼寝しようね」。
把握され新鮮味なしもうすぐ4つ
今週は近所の子と自宅や相手の家で遊んだ。1対1で遊んだ日と大勢で遊んだ日があったが、どっちも結構うまく遊べた。途中それなりの衝突や争いはあったが、子ども同士でなんとなく和解したり親の説得に応じたりし、それぞれが好きな遊びを相手に教えあったり、ちゅう太がみんなに絵本を読んでやるという場面も見られた。小さい子は遊びの途中何度もママの所へ来て充電していくが、ちゅう太もちゅう太と同じ年の子も長い時間遊びに集中して、おやつが出たときとけんかして泣いた時くらいしかこっちに来ない。成長したものだ。
田舎ではひとりっこのほうが珍しい。久しぶりに会ったママ友の多くは2人目ラッシュで、産休明け間近だったり産後間もなくだったり臨月だったり心拍確認直後だったりした。育児は、どれだけ周囲に理解があろうが何だろうが、びっくりするくらい孤独なものである。仕事をしてるかしてないか、体調とホルモンバランスの回復具合、夫婦仲の度合、親に頼れるか、田舎か都会か等、条件によってその期間の差はあれど、だれもがいちどはおっそろしい孤独の地獄を見る期間がある。その期間はだれも孤独を埋められない。でも2人目になると、1人目が助けてくれるという。ちゅう太がちょっとだけ頼もしくなった最近、「2人目」を知らない私にもその感じはよくわかる。
そして「2人目」のない私に最近よく聞かれるのは「仕事しないの?」だ。いい加減家事育児以外のこともしたいと思う。しかし仕事はない(本気で探してない)。何か勉強したい気持ちはあるけど、美文字練習帳はいつのまにかどっかいって見当たらないし、DSえいご漬けは電源入れるたび「本当で覚える気あんの?」と怒られる頻度でしかやってないし、車掌の版下流しこみ作業もうかうかすると一カ月さぼってたりして、必要に迫られないと何もできない私。それなりに裕福で、幼稚園の弁当と送迎がたいへんでね~という言い訳も通る今、私に何ができるわけもない。昔失敗した資格にまたチャレンジしようかなとか、以前マンション売ったときの貯金を元手に安いアパート買って経営してみるかとか考え、資料を読んでみたりはした(ぐぐるとかamazonで本買うとか、座ったままできることはやる)。
若いころだったらとりあえず動いてみたけど、今はほんとにお尻が重い。かつて必要に迫られたときに必死にやれたのは若かったからである。老いた今となっては、有事の際に即座に役立てられるように平常時からコツコツ準備しとくべきなんだろう。コツコツ。私の人生に縁のなかった言葉だ。
2012'03.24.Sat
実家に2泊してきた。去年の原発あれこれ後に2週間疎開した後しばらくは、(私実家への)「おとまりはいやだ」と言っていたのだが、一年経った今回は喜んで泊まり、帰るときには「もっととまる~もっとおじいちゃん~」とごねた(こういうことを言ったのは初めて。今までは旅行でも友達の家でも何でも、帰ると言えばあっさり帰った)。実家では毎度同じく、じいちゃんの畑を手伝うと言って荒らし、店に押し入って兄のパソコンのペイントソフトで遊び、ばあちゃんとカラオケをし、墓参り~公園~田園地帯を散歩というコース。今回はそれに加え、ピアノをぶっ叩き(以前はちょっと叩いたらすぐ飽きたが、今回偶然ドレミファソッソとやったので「それって、こぎつねこんこんじゃない?」と言ったら喜んで延々ドレミファソッソをやって、けっこう長く遊べた)、じいちゃんと豪快な焚き火をした。実家はいい。超近距離別居の兄嫁がいるので適度な緊張感はあるが基本的には気が楽だ。母がメシマズでなければ3泊はしたかった(でも3泊が限界)。私は1月からずっと何もやる気が出なくて、とくに掃除機をかけるのがすごく嫌で、ちゅう太が何かこぼしたりした時以外は一切かけないでいたら、どんどん部屋がすさんでいき、同じマンションのママ友と会いたかったけど家に呼ぶことになったら困るので声もかけられずにいたのだが、実家から帰ったら部屋がきれいになっていた。夫が2日がかりで掃除したらしい。助かった。またひどいことになる前にママ友を呼ぼう。春休みはあと2週間。園長も弁当もなくて楽だけど長い。
2012'03.18.Sun
卒園式も終わり、明日の親子遠足を最後に3学期が終了する。3学期は短かった(病欠が多かったせいもある)ためか(もしくは園長のエネルギーが卒園生に集中していたためか)それほど消耗しなかった。でも疲れた。
あと一年通ったら残りの2年はほかの幼稚園に入れたいという気持ちが強くなっている。ちゅう太は今日「おおきくなったらコックさんになる。そしてハンバーグをつくる」と非常にまともなことを言った(先月は「かぶとむしになる」と言っていた。そしてそれはテレビのマネだった。コックさんも何かのマネかもしれんけど今のところ私の記憶にはない)。昨日は「ちゅう太はいつトイレに行ったっけ?」と聞いたら「えっとレストランでごはんのまえにいった」と答えた。私の記憶力の衰えもカバーしてくれる賢いちゅう太。
気がつけば決まったパターンのやりとりでなくても即座に正確な答えを言えるようになった。少しずつではあるが質問も出てきている。発言はまだまだおかしなことも多いが、日に日にノイズが除去されていくという手ごたえはある。コミュニケーションの課題が徐々に克服されてくると、あとは「羞恥心を持つこと」「共感・同情すること」なんだけど、これは現在の超少人数制園では獲得がむずかしいかもしれない。如何せん人数が減りすぎて縦割りの良い点も薄れてきている。ちゅう太をダシにして私が園長の抑圧から解放されたいのが正直な心だが、今後大量に入園してくる可能性も少なそうだしなあ。
幼稚園は自由に選べるので迷いが生じる。こんな悩みもあと数年。幼児期の悩みは過ぎてしまえば笑い話。と唱えながら次年度に臨む。
2012'03.09.Fri
怖い三段論法
明日は卒園式だ。ちゅう太は卒園しないけど、賑やかしとして歌(手話つきとか英語のとかいろいろ)や楽器や詩の暗誦の練習に忙しい。どんなイベントでも自分が主役と思いがちな奴なので、「今回は年長さんがキャンディーズならちゅう太はスクールメイツ。大事な役目だよ」と教えている。
いまうちの園はすごく人数が少なく、そのうえ4人しかいなかった男の子が2人も卒園してしまうのでちゅう太は寂しい(んじゃないかと思う)。4月に入ってくる新入生はいるのだろうか(去年何人か中途入園の子がいたと思うのだがいつの間にか消えている)(在園生ももっとたくさんいた気がするんだが気がつくとすごく減ってる)。
この園は、教育方針は(バスなし・弁当あり・保護者参加多し・金かかる、というのを別としても)良いと思うのだが、長く続けるには根性がいる(子どもらは喜んで通ってるが、母親には精神的にキツい)。実際転園していく人の多いこと。園ママたちとは月1弱程度のペースでお茶かランチ会があるが、参加するとたいてい「園長との連絡帳紙上対決」の話題で白熱する。VS園長、でも子どものために耐える(たまに闘う)、という共通項ですぐ意気投合できるので、たぶん他の園に行ってたらぼっちになってるだろう私にもママ友ができた。意気投合するけどベタベタと群れるってことはなく、みな自立している。根性で
ただでさえ感動感動にもっていく卒園式、この園で長年苦労したママさんにはひとしおだろうと思う。人数が激減したことで園長のワンマン性が増しているような気がしないでもないこの春、いろいろあったけどこれで行事も一周、来年度はもう少し余裕を持って臨めるのではないかと思う。まだ1時半お迎えだけど。卒園式を機に転園すればちゅう太も違和感なく(自分が卒園したと思って)次の園になじめるかも…とか考えちゃったけど。
2012'03.03.Sat
3歳11カ月になったちゅう太は自称「おとな」である。大きいとか小学生みたいと言われることが多く、たくさん食べるのでますます大きくなるという自覚があり、卒園式が近いので自分も卒業するような気になっていて、少し前まで「しょうがっこうにいくの」と言っていたかと思うと「3ねんせいなの」と飛び級し、そこから一気に「おとな」になってしまった。こどもだよ、とか赤ちゃんじゃない?などと言うと「おとなだもんおとなだってあかちゃんじゃないでしょう!?」と必死で否定する。「~でしょう?」は私がちゅう太を叱ったり説得したりするときの口調なのでちょっとムカつく。
いつのまにか随分器用になって、線をひいた通りにはさみで紙を切ることができ、画像2の上のほうにちらっと写ってるけど3本の紙を編んでひもを作ったりすることもできる。ぬりえをすると、以前は線をまったく無視してぐたぬりしていたが、今は一応枠内からあまりはみ出さずに塗ることができる。えんぴつの持ち方も上手くなり、しっかりした線を書ける。ひらがなの一文をなめらかに読むことができ、カタカナも半分くらいは読める。トイレでは自分で尻をふき、私の検閲を許さない。自分でシャンプーし体も洗うが、お湯で流すのはまだ私。背中は洗えない。
卒園式では歌いながら手話をやるそうで、以前のようにチョロチョロ走り回って邪魔をすることなくちゃんと列に並んでみんなと一緒に練習に取り組んでいるらしい。私に聞かれる前に「きょうはしゅわやったの、こうするの。きょうおひるねしなかったのはちゅう太とSちゃんなの」などと自分から園での様子を報告してくるようになった。もうまったく普通の子みたい、と思うんだけど、この前たまたま同級生のT君と遊ぶ様子を見ていたら、T君(体は小さいが、兄が2人いるせいかかなりしっかりした子)に何やら指示(なんだかわからないが、○○が出たらこっちに走るんだよとか遊びの説明)をされたちゅう太が、うつろな目で「う、うんわかったー」などと返事をしていて、たぶんあまり指示の内容が理解できてない様子がありありとわかり、ちゅう太が成長している分ほかの子も成長しているわけで、いつまでたっても周回遅れ。
オウム返しはまったくしなくなり、何かのナレーションを延々一人で喋ることもめったにしなくなったが、この頃は突然短いフレーズを発することが多い。具体的には「ふぁいふれいん、かみのぱずる」と言ってポーズをとる。それから「ばくまん!」と言って振り向きざまに流し目を決め、腕をぐるぐる回しながら「Eてれあにめは530(ごーさんまる)!」と最高にかっこいい顔をする。ファイブレインもバクマンも大きい子向けアニメで内容は難しいのでほとんど見ていないが、音の響きがかっこいいので気に入っているらしい。ちゅう太はある部分が幼い(周回遅れな)ので「かっこいい」が出てくるのが若干遅れたが、今は普通の男児のように「かっこいい」で動く。「かっこいいから」と寒い日にジャンバーの前ファスナーを閉めないで出かけ、お気に入りの新幹線のアップリケつきトレーナーばっかり着たがり、道に落ちてる棒(木の枝)を拾って帰る(長い棒は最高にかっこいいアイテム。いくら私の怒りを買っても振り回すのをやめられない)。
Eテレっ子なのでバクマンで済んでいるが、民放の戦隊物を見たらどうなることかと思う。でも(よく知らないけど)最近のライダーとかなんとかマン系は暗くて怖い演出だったりするというのでハマらないかもしれない(ちゅう太はすごい怖がり)。わからないけど試しに見せてハマられても困るので、もう少し自制心が身につくまではEテレライフ。
Eテレといえば今は「みんなのうた」が好きで、「なぜ」という歌は「なぜ鳥は飛ぶの、なぜ風は吹くの(子どもの声)」「みんな楽しんでいるの、飛ぶことを、吹くことを(大人の声)」みたいな歌詞なのだが、ちゅう太はこの大人パートの所になると微笑みながら「それでいいんだよ」と言って穏やかにうなずく。「どうして空は青いの?」的な質問がまだ出てこないなーと心配してるとこなのに、親なんかよりはるかに高次元の存在のようである。
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