2012'03.03.Sat
3歳11カ月になったちゅう太は自称「おとな」である。大きいとか小学生みたいと言われることが多く、たくさん食べるのでますます大きくなるという自覚があり、卒園式が近いので自分も卒業するような気になっていて、少し前まで「しょうがっこうにいくの」と言っていたかと思うと「3ねんせいなの」と飛び級し、そこから一気に「おとな」になってしまった。こどもだよ、とか赤ちゃんじゃない?などと言うと「おとなだもんおとなだってあかちゃんじゃないでしょう!?」と必死で否定する。「~でしょう?」は私がちゅう太を叱ったり説得したりするときの口調なのでちょっとムカつく。
いつのまにか随分器用になって、線をひいた通りにはさみで紙を切ることができ、画像2の上のほうにちらっと写ってるけど3本の紙を編んでひもを作ったりすることもできる。ぬりえをすると、以前は線をまったく無視してぐたぬりしていたが、今は一応枠内からあまりはみ出さずに塗ることができる。えんぴつの持ち方も上手くなり、しっかりした線を書ける。ひらがなの一文をなめらかに読むことができ、カタカナも半分くらいは読める。トイレでは自分で尻をふき、私の検閲を許さない。自分でシャンプーし体も洗うが、お湯で流すのはまだ私。背中は洗えない。
卒園式では歌いながら手話をやるそうで、以前のようにチョロチョロ走り回って邪魔をすることなくちゃんと列に並んでみんなと一緒に練習に取り組んでいるらしい。私に聞かれる前に「きょうはしゅわやったの、こうするの。きょうおひるねしなかったのはちゅう太とSちゃんなの」などと自分から園での様子を報告してくるようになった。もうまったく普通の子みたい、と思うんだけど、この前たまたま同級生のT君と遊ぶ様子を見ていたら、T君(体は小さいが、兄が2人いるせいかかなりしっかりした子)に何やら指示(なんだかわからないが、○○が出たらこっちに走るんだよとか遊びの説明)をされたちゅう太が、うつろな目で「う、うんわかったー」などと返事をしていて、たぶんあまり指示の内容が理解できてない様子がありありとわかり、ちゅう太が成長している分ほかの子も成長しているわけで、いつまでたっても周回遅れ。
オウム返しはまったくしなくなり、何かのナレーションを延々一人で喋ることもめったにしなくなったが、この頃は突然短いフレーズを発することが多い。具体的には「ふぁいふれいん、かみのぱずる」と言ってポーズをとる。それから「ばくまん!」と言って振り向きざまに流し目を決め、腕をぐるぐる回しながら「Eてれあにめは530(ごーさんまる)!」と最高にかっこいい顔をする。ファイブレインもバクマンも大きい子向けアニメで内容は難しいのでほとんど見ていないが、音の響きがかっこいいので気に入っているらしい。ちゅう太はある部分が幼い(周回遅れな)ので「かっこいい」が出てくるのが若干遅れたが、今は普通の男児のように「かっこいい」で動く。「かっこいいから」と寒い日にジャンバーの前ファスナーを閉めないで出かけ、お気に入りの新幹線のアップリケつきトレーナーばっかり着たがり、道に落ちてる棒(木の枝)を拾って帰る(長い棒は最高にかっこいいアイテム。いくら私の怒りを買っても振り回すのをやめられない)。
Eテレっ子なのでバクマンで済んでいるが、民放の戦隊物を見たらどうなることかと思う。でも(よく知らないけど)最近のライダーとかなんとかマン系は暗くて怖い演出だったりするというのでハマらないかもしれない(ちゅう太はすごい怖がり)。わからないけど試しに見せてハマられても困るので、もう少し自制心が身につくまではEテレライフ。
Eテレといえば今は「みんなのうた」が好きで、「なぜ」という歌は「なぜ鳥は飛ぶの、なぜ風は吹くの(子どもの声)」「みんな楽しんでいるの、飛ぶことを、吹くことを(大人の声)」みたいな歌詞なのだが、ちゅう太はこの大人パートの所になると微笑みながら「それでいいんだよ」と言って穏やかにうなずく。「どうして空は青いの?」的な質問がまだ出てこないなーと心配してるとこなのに、親なんかよりはるかに高次元の存在のようである。
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