バナナワニ園でゾウガメに乗れるチャンスだったのに全力で嫌がるちゅう太(結局乗らなかった)
いま午前3時だが眠れない。ずっと眠れないことが続いている(昼寝はしている)。昼寝のせいでまた夜眠れなくなるんだろう、昼寝がまんして一度リセットしないとまずい、と思いつつつい本読んだり保育園用のスタイ作ったりしてますます目がさえる。ちゅう太が石頭をゴリゴリ押しつけてきたり時々大人並みのいびきをかいたりするので眠れないのだ(ちゅう太の寝起きの機嫌の悪さはいびきで熟睡できてないせい。と思ってたけど最近またわりと寝起きが良くなってきた。やっぱりこいつはよくわからない)。
保育園用のスタイとは、園の面接(ちゅう太の日常について1時間もかけて聞いてくれた)の時「よだれがでてますね」と言われたので、そういえば出ている、と思った(家ではポタポタたらしてても気にしないか、見つけ次第拭いてやってる。スタイなんか0歳時代以来使ってなかった)。さすがに保育士にいちいち拭いてやってくれとも言えないので、そして0歳時代のスタイはあまりにピュアな赤ちゃんデザインで老け顔ちゅう太には似合わない(本人は気にしないだろうが、私が恥ずかしい)ので、かっこいいバンダナ風スタイを作ってやるのだ。しかしいくらかっこよくても所詮はよだれかけ。している姿は無様なものだ。早く口のしまりがよくなればと思うけど時々わざと垂らしてる(唾をためて口先でしゃぼん玉みたいのを作ってバカ面になる遊び)ことなんかもあるからまだまだ必要そうだ。
あとちゅう太がどれだけバカかというと、引き出しから画びょうを取り出して遊ぼうとしていたので、「これは危ないんだよ、ホラちくちく、痛い痛い」と言って腕に刺したら(虐待)、それ以来毎日「ちくちく、いたいいたいだよー」と言いながら自分で画びょうを腕に刺すようになった(なんかもうほっといたら数日でやめたが)。
痛いよ(だからやめようね)、というのは遠回しな言い方だろうか。かといって直截的に「やめなさい」と言ってもやめないんだから(むしろますますやる)、結局本人の気が済むまでやらせて飽きるのを待つしかない。
保育園といえば、タイムカード制なのでお迎えは1分たりとも遅れてはいけないこと(超過料金とられる)、保育中のケガとか発熱とか災害とか、何かあったら即迎えに行かないといけないことを厳しく念押しされた。送迎者は私か夫しかいない。ということは私しかいないようなものだ。だから慣らし保育が終わって私の自由時間ができても、あんまり浮かれて遠出とかできないなあと思った。漫喫とか携帯が通じないところもだめだ。たったの週1、6時間。どう使おう。昼寝か。それはいやだ、さすがに。
眠れないのでダラダラ書いてたらもう4時になってしまう。いいかげん寝ないと。明日は親子教室だ。
外に陶器のすべり台があったので遊ばせると大喜びで「もういっかいすべる!もういっかい!」
あまりに面白そうにしているので、5歳くらいの子が来て一回滑ってみたが「つまんねー!超つまんねー!」と叫んで行ってしまった。あと2~3年でちゅう太もすべり台なんかツマンネと思うようになってしまうのか
2歳6カ月になったちゅう太はねんどとアンパンマンに夢中である。ねんどは絶対食べると思うので与えてなかったのだが、先月市の親子教室で手作り小麦粉ねんどをもらってしまったのでなし崩しに。口に入れるな!を叩きこむまでにひともんちゃくあったが今はなんとか平和に型抜きなどしている。
アンパンマンは意図的に見せていたらすっかりはまった。キャラものには触れさせなくてもいいと思っていたのだが、スイミングで同じクラスの子(ちゅう太より数か月上)がアンパンマンのストーリーを事細かに(一方的に)私に話して聞かせてくれたことに感心し、複数のキャラクターの名前を覚え性格を把握し物語の流れを理解するっていうのはある程度の訓練が必要な高度な精神活動かもしれない、と思い直した(教育テレビキャラでもいいんだろうけど、やはりアンパンマンは覚えとけば幼児界の社交に役立つ)。
そこでわざわざ録画して見せてみたらなかなか真剣に見ておる。折しも鼻血が続いた件で9月は週2で耳鼻科通い、待合室のアンパンマン絵本(2冊しかない)を繰り返し読んでいるうちに「ぼきんちゃん(ドキンちゃん)」「たかこさん(バタコさん)」「ばいばいきーん」などと発言するようになった。しかし性格や物語を理解しているかどうかはあやしい。
最初笑ってる顔を描いてたが、ある日ふと口をOの形にして「おっ!?」とか言ってみたら大ウケして、以来こればっかり描かされるはめに…
ちゅう太が描いたアンパンマン
前回の日記で書いた食事に時間がかかりすぎる件は、間食を減らすことであっさり解決した。午前10時と午後5時のあいしゅ!じぇりー!びすこ!攻撃に耐えさえすればよかったのだ私が。
またそのほか、この10日間ほどの間に
・散歩中、すぐだっこだっこ言わずに長い距離を自発的に歩くようになった
・手や靴が汚れると気にするようになった
・一人で遊ばせようとすると「ままもいっしょにやるー」とか言って誘うようになった
・散歩中、偶然出会った友達をすぐ認識、名前を呼んで一緒に遊んだ
といった成長が見られた。
トイレトレはなんだかもうよくわからないのだが、やるときはやるし、やらないときはやらない。外出先のトイレなら絶対(補助便座がなくても和式でも暗くて怖くても)できる。家では、やれるのにやらない。保育園の面接でも説明に苦慮した。たぶん園なら(ええかっこしいだから)はりきってやると思う(体験保育の間にも何度もできたし)。でもそのぶん、家では反動がきそうでこわい。
ちゅう太は私の怒り声を聞くとパニックを起こして何も通じなくなってしまうようなので、怒っていても怒った声を出さないようにし(竹中直人の「笑いながら怒る人」の逆)、保育園の先生を見習ってなんでも明るく励ます(もしくは煙に巻く)ようにしむけていたらだいぶ改善されてきた。保育園は今月は慣らし保育なので午前中のみ、私もずっと一緒についてるので、この機会に少しでも保育士の技を盗めたらと思う。
ひたち海浜公園に行きました
半分紅葉したコキアの丘。まるまるもこもこ
コスモスはまだまばらだし、花畑は見るとこなかったけど爽やかな秋晴れであった
昨日42歳になった私の心はささくれだっている。もうここんとこずっと朝から晩まで怒鳴ってばかりだ。この頃はちゅう太もあんまり怒られてるもんだからかえって反抗的になり、それでさらに怒鳴ってしまう悪循環である。怒鳴ると喉が痛くなるし口が疲れるしますますイライラが募るしそのくせ効果が薄いのでいいこと何もない。しかし怒鳴らずにはいられない。我ながらなんとありきたりな母子密室育児をやってることか。この時期(週1とはいえ)保育園行きを決めたのは正解だった(本当はイヤイヤ期が始まる前に入れるべきだったと後悔している)。
おととい、(とくに連想させるものもなかったのに)突然ちゅう太が「けーきたべたいのー」と言ったので、明日はお母さんの誕生日なんだよ、明日ケーキたべようね、と答えたら、「おたんじょうび!おめでとう!」と50回くらい絶叫してくれた。最初は嬉しかったけどおめでとう!おめでとう!と叫んでる間食事が進まず(ちゅう太は食事に時間がかかり過ぎ、それでいつも怒られている)また怒ってしまった。
昨日はおかげさまで夫が私の誕生日なんかきれいに忘れてくれてたので、プレゼントもなかったが、夕食は焼き肉屋につれてってもらった。そこで肉をたらふく食べたが、食べすぎて胃が痛くなるし(ケーキは延期になった)、ちゅう太のリュックを店に忘れてきてしまい、体力と注意力の衰えを痛感した。
そして今日は那珂市のきのこ博士館とひたち海浜公園に行って遊んだ。いつもだっこだっこと泣いて歩かないちゅう太が、今日はがんばってたくさん歩いた(座りこんで動かなくなることは多々あったが)。歩くときは親子3人手をつないで「ぴょーん」と持ちあげてもらわないと気が済まない。そうしないと地べたに寝転がるか脱走するのでぴょんぴょんしながら歩く。腕は痛むが傍目からはほほえましいファミリーの姿である。
夕方焼き肉屋にリュックを取りに行き、ケーキと中華弁当を買って帰り、ろうそく1本(ちゅう太の誕生日の残り物)ケーキに立ててちゅう太と一緒にフーしてから食べた。ちゅう太にイラつくのはちゅう太のペースが家事の都合と合わないからであり、外で遊んで家事をやらない日には(少なくとも家事とは)衝突しないので、今日はあまり怒鳴らずに済んだ(朝出かける前は相当怒鳴ったが)。少しでも心穏やかに、家族みんなで楽しく過ごせたらそれが何よりのプレゼントであると、日記には書いておこう。←古い
そんなかんじでもう私の人生なんてどうでもよくてちゅう太のことだけでいっぱいいっぱいなので、バカボンのパパの年齢を超えたことも悪玉コレステロール値が高いことも白髪が増えたこともあまり気にならない。でもあちこちが甚だしくガサガサだったり痒かったり我慢ならないこともあるので、保育園が始まったらせめて月に一度は自分のメンテの日にあてたい。それだけを希望にいま生きている。
まだ造形はできない(ちぎって「うんこ」程度)。
なんか慌ただしくて更新が滞っていた。ていうかもう20日か!いつのまにか秋になってるし!
今月上旬にちゅう太の発達相談があった。この8月はずいぶん成長したし相談当日もちゅう太は元気よく挨拶をするなど良い感じだったので相談員の先生も笑顔になり、でもちゅう太は先生が「これなあに?」と指差した犬の絵じゃなくてその隣の絵を見て「くるま」と答えたので全員ずっこけるという場面があった。
それでも質問の意味を理解してすぐ答えたんだからすごい(前回は質問を無視してた)、じゃあ半年後にまた来て下さいってことになった。もう幼稚園とか集団生活に入れたいって話をしたら、(ちゅう太に足りないのは他人とのコミュニケーションなので)それは大賛成と言われた。
そこで満2歳児保育の幼稚園を探し始めたが、いろいろあって迷いまくっていたとき、そういえばママ友が週1だけ保育園に預けてるって言ってたなーと思いだした。うちの市には専業主婦でも週2まで預けられる「一時預かり制度」っていうのがあるのだ。でもたった週1程度なのに準備物が多くて面倒だと思ってそれ以上考えていなかった。しかしよく考えたらもっと早くこれを利用していれば、去年の地獄の引越後にぶっ倒れたりしないですんだかもしれない。なんて私はバカなんだ!と自分を責めながら、近所の保育園に見学に行ってみると、優しそうな保育士、楽しいリトミック、おいしそうな手作り給食、そして何より園児のしっかりしてること!(ちゅう太よりちっちゃい園児がよいしょよいしょとイスを運んでるそばで、ちゅう太は床でゴロゴロしていた)ここで半年間週1で集団生活と母子分離の練習をして、3歳になったら幼稚園に入れると決めた。
それから今まで準備に熱中していた。健康診断受けて必要書類書いて写真選んで(写真付き送迎者リストを出さないといけない)、雑巾縫って巾着袋縫ってハンドタオルに紐つけて、おしぼりケースとかスプーンセットとか細かいもの買って、それらすべてに名前書いて、帽子と衣類には名前タグを縫い付けて(これがいくらやっても終わらん)。昼寝布団を入れる袋も必要らしいからこれから作る。ああ布団にも名前つけないと。あと母子手帳のコピーも取りに行かないと。という感じでデスク周りにちゅう太の服と針と糸と書類を積み上げてわたわた暮らしていたらもう20日だ。明日は園に正式に申し込みに行き、スケジュールを話し合って、お金を振り込んで何日かしてから受付完了とのことで、祝日があったりするから来月から預ける(つっても最初は慣らし保育で私もいっしょに園で過ごすんだけど)ならギリギリだ。布団袋は来月までに作ればいいんだけど今月はほかにも幼稚園の公開保育があったり、あとまだ鼻血が治らなくて耳鼻科通ったりしてて、あまり時間がない。
あせっているのに余計なこと(こぐまちゃんのアップリケ作ったりとか)をしている。なんだかんだいって楽しみなんです保育園が。
(手前の帽子・チェックのシャツがちゅう太。でかい。2歳児なのか本当に)
長野県の奈良井宿という古い宿場町に行った。ちゅう太が行く先々でお店の人や観光客に向かって自己主張し、派手にだだをこねるので、どこへ行っても注目を浴びかまってもらい、思いがけずふれあいの旅になってしまった。この日初めて人から歳を聞かれて「にさい!」と答えることに成功した。
翌日は駒ケ岳に行った。ふもとからバスでぐるぐる道を上っているうちに、当初騒いでいたちゅう太がおとなしくなったので、車窓からの景色を堪能してるのかと思ったら、バスが終点に止まったと同時に吐いた。子供は車に酔うということを初めて思い出した。普通の車では酔ったことなかったので丈夫な子だと思っていたが。
吐いた直後から元気になったので、着替えさせてゲロ服入りの袋を私のバッグにぶら下げ、ロープウェイに乗ってさらに山を上り、千畳敷カールとかいうところを小一時間かけて一周。石がごろごろしている狭い道で、周辺には高山植物がわんさかある。おやまでは、いしも、おはなも、はっぱも、とっちゃだめだよ!と事前に20回くらい言ってきかせておいたので、なんとか犯罪者にはならずに済んだが、石は何度か拾って投げたりした。今が冬だったら雪崩の原因になっていたかもしれない。
アップダウンの多い石道はさすがに疲れたようで、最後は知らないおじさんが手をひっぱってくれてなんとかゴール。それからあとはだっこだっことぐずって、帰りのバスに乗った途端眠ってしまった。
いつも大人の都合でちゅう太を連れ回してしまいかわいそうだなと思うのだが、0歳児の体力、1歳児の体力、2歳児の体力というものがよくわからないままなんとなく少しずつちゅう太が強くなってなんとかついてきてくれるという感じだ。疲れ過ぎるとわけわからんくらいハイテンションになって、ふだんはしない悪事(走行中の車のドアを開けようとするなど)をしてしまうこともあり、そういう状況に陥らせた親が悪いんだけど、叱り飛ばさずにはいられず、それもまたかわいそうだ。しかし旅行はたのしい。機会を見つけちゃ遊びに行かないと我々もやってられないのである。
ボールプールにおぼれて(イオンの有料キッズスペースにて)
初めての大福
田島征三の「だいふくもち」に夢中だけど、まだ大福を食べたことがなかったので与えてみたら、うまいうまいと喜んだ
2歳5カ月になったちゅう太は、何かといえば「じぶんで~じぶんで~」と言って泣く(泣かんでもよかろうに)。
おむつや服の着脱、照明の点灯にドアの開閉、牛乳をつぐとか卵をかきまぜるとか途中まで食べたチューチューアイスのチューブをはさみで切るとか、もーうるさくってしょうがない。
やらせてやればいいだけだから楽なんだが、ひとりでできないことも多いし、私もぼんやりしててついうっかり自分で麦茶をついじゃったり、さっさとおむつを脱がしてしまったりすることがある。すると汚れたおむつを履き直してからまた自分で脱ぐというような哀れなことになる。
一人でできないことは「手伝おうか?」と声をかけ、たとえ私がほとんどやってやったとしても、ちゅう太がひとりでやり遂げたっていう体裁にしないとおさまらない。
じぶんでじぶんでと言うわりには、車のチャイルドシートに座らない。抱き上げて座らせようとするとじぶんで~と言って暴れ、まかせてみると座らないで運転席のほうに身を乗り出してハンドルとかいじるので、急いでる時はほんとにイライラする。
毎回怒鳴りつけて腕づくで座らせてたけどお互い気持がささくれるし駐車場では人目もあるので、悩んだ結果「10数える間に座ろう。1,2,3…」とか言ってみたらあわてて座るようになった。めでたし。
めでたいといえば最近の大きなトピックスは、スイミングの体操室から脱走しなくなったことだ。
毎回プールに入る前の体操の時間にひとりだけ外に出てってしまい(ほかの子はおとなしくママの横で体操している)、毎回私やコーチが追いかけて連れ戻してたのだが、7月くらいから脱走してもプールまでは行かずに手前のシャワー前で立ち止まって待っているようになり、「そういえば今日は1回しか脱走していない」と思う日があり、8月に入ってからは体操の時間内はずっと体操室にいるようになった(体操室の中でひとりで駆け回ってたりはするが)。
同じ頃から、外出先で駆けだしても、一応私の目の届く範囲内で立ち止まったり、戻ってきたりするようになった。必死で追いかけなくてもよくなったのでとても楽。ちゅう太は多動児かもとこぼしたら、鯨先生が「そんなのまだわかんないわかんない!」と早口の茨城発音で言ってくれたけど、まだまだわかんないものだ。
すごくうれしいとき(スーパーでだだこねて叱られて大泣きした後お菓子をあげたときなど)私のことを「ままさん」と言う(最大級の敬称らしい)。ミニゼリーやDVDを要求する時いきなり「これでさいご」と交渉する。亀のおもちゃにまたがって「どこにいこうかー」と言ったり、引き出しから大きいクリップを取り出して遊んでるうちにすごくちっちゃいクリップを発見して「あかちゃん」と言ったり、消防車のミニカーにお菓子を食べさせるマネをする(ハシゴの動く部分をカタカタさせて「ぱくぱく」)とか、こちらの意表を突く表現をすることが増え、楽しい。
トイレトレーニングは依然終わらない。最近寝起きの機嫌が最悪で(以前は素晴らしく寝起きの良い子だったのに)ベッドから抱っこで移動してリビングに転がしておき、頃合いを見てテレビをつけてやると徐々に正常化する。正常化する前に何かさせようとすると大泣きするので、おむつがタプタプになっても触れられない。
そのかわり夕方~夜にかけては自分でトイレに行く回数が増え、今までノーマークだった午前中にもたまに行くようになった。しかしまだまだおむつかパッドが手放せない。スイミングの和式トイレでは毎回完璧。先日行った美術館のトイレでもできた。よそのトイレのほうが新鮮で好きみたい。
トイレトレの本やしまじろうのDMマンガを見ても、「トイレのやり方を理解→ヤター!できたよ! ~END~」なので、できるくせにやらない(うっかり失敗じゃなく、やる気がない)奴のことはどうしたらいいのかわからない。結局ここでも気長に待つしかなく、今日も黙ってパンツ洗いに床掃除。
(麺棒を転がすってことがどうしても理解できず、麺棒でギューと押して少しつぶして「できた!」と得意顔)
イライラやストレスがたまっていても、実家に行くとおさまる。実家で楽ができるからというよりは、母に比べると私は我慢が足りなすぎると反省することができるからだ。実家から戻ってしばらくは謙虚な気持ちで家族に尽くそうとか思う。するとストレスがたまるので(ry できることなら3カ月に一回は母の顔を拝みたいものである。
改めて考えるとすごいことなのだが、母は4人の子をほめて育てた。私は自虐でも謙遜でもなく客観的に見てまったく良いところのない子だったんだが(習い事は何ひとつ長続きしない、成績は最低で宿題も予習もしない、友達いない、嘘と隠し事だらけetc,)、小5のときの家庭訪問で先生に「家庭ではどんなお子さんですか?」と聞かれた母が「そうですねえ、わりに素直で」と答えた場面を折に触れては思い出す(って今読み返してみるとこれ別にほめてない気もする。でも当時は家事を手伝わないとか朝起きないとか片付けないとか注意されてばかりだったのに、母は私の良いところがわかってるんだ!と衝撃を受けたのを覚えている。もちろん母は先生に私の生活態度をチクることもしなかった)。
母はちゅう太の前では、(まだ言葉が通じない頃でも)たとえ冗談でも悪口を言ってはいけない、と私によく言った。そんなかんたんな教えすら私はぜんぜん守れない。今うちに家庭訪問の先生(どこのだ)が来たら、ちゅう太の前でも先生にダラダラ愚痴をこぼしてしまいそうだ。最低だ。
それでもちゅう太は成長していく。このごろちゅう太の反応が随分よくなった。以前は人の話を聞いてるんだか聞いてないんだか、何度も何度も(私が)大声出してやっと動かすような感じだったが、最近は何か言うとわりとすぐ返事したり動いたりする。
あとちゅう太に無視されたとき「おや、ちゅう太くんはお母さんの声が聞こえないのかな?じゃあお母さんもちゅう太の声聞こえないっと」と言ってちゅう太の要求を無視してみたら、あわてて「きこえる~」とか言うようになった。
聞こえてんじゃねえかお前!そのスルー癖のせいで発達障害疑われてんだど!

ちゅう太が意図的に聞こえないふりをしていることがよくわかったので、飴と鞭というかチューチューアイスとモラハラを使い分けて今日もなんとか着替えさせ買い物に連れて行き歯を磨かせて一日をやり過ごす。私はもう成長しないけど(あきらめた。親としても)ちゅう太はそのうちほっといても自分でトイレに行ったり進路を決めたりするようになるだろう。私にできることはその日が来るまでの時間稼ぎだけだ。