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2025'05.24.Sat
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2012'10.21.Sun
夏頃から写真屋から鬼のようにDMが来るので何かと思ったら、七五三だった。ちゅう太はまだ4歳だ。しかも夏に七五三て(早撮りするとお得らしい)。いくら送りつけられてもDMハガキの写真は女児の晴れ着メインなので実感がわかず、来年満5歳になったらやればいいやと思って油断していたが、義母からも「数え年でやるもんじゃ…」とやんわり言われ、ふと姉からもらったお下がりスーツ(長姉の長男の小学校入学時のもの)を出してみたら今のちゅう太(113cm)にぴったりの115サイズ。今を逃したらもうこれは一生着られない、これをお下がりに渡す相手ももういない。20年前の、しかももう3人着たスーツなんだから捨てたっていいだろうに、と昔の私なら思ったかもしれないが、ちょっとしか着れない子ども服にかける金の惜しさが身にしみている今となっては。大急ぎで11月に神社の御祈祷予約を入れ(こんなのしなくてもいいような気もするけど、休日のネタ切れを避けるためにもイベントには真剣に取り組みたい)、10月中なら前撮り割引になるので写真屋を予約。焦ったわりに案外どこもすんなり予約できたので踊らされて真夏に前撮りとかしなくてよかった。神社に行く時はお下がりのスーツで、記念写真は写真屋のレンタル着物を着て撮ることにした。ついでに私も着物を着たい。でないと私の一張羅の、結婚食事会のときに着た訪問着は一生着る機会がなさそうなので。しかし自分に金をかけたらちゅう太のスーツをケチった意味がない。撮影の2日前、6年ぶりに訪問着を発掘してみたら前面にたたみじわがクッキリとついていることに焦りつつ本を見ながら着る練習をしてみる。浴衣くらいならなんとか着られるし、と思ったけど着物だけで2時間かかった。そして締め付け過ぎて気持ち悪くなったので全部脱ぎ、たたみじわが伸びますようにと祈りながらえもんかけに掛けて(yahoo知恵袋ではアイロンかけられるって書いてあったけどこわくて)ちゅう太の入られぬ部屋に吊り、ラスボスの帯を試してみる。お太鼓ってやつ。これがもう、本を見てもネットを見てもうまくいかず、「超簡単 お太鼓の結び方」で検索したら、床の上でお太鼓型に組み立ててからそれをよいしょっと背負って仕上げる方法があるのを発見。しかしこれもややこしく、youtubeで「お太鼓は3分で」という動画を見つけて、3分どころか30分かかったけどやっとできた。組み立てた帯を締めようとするとズレたりぶかぶかになったりするけど、撮影の時だけおさまってりゃいいんだから最悪この組み立てた帯を持ってって写真屋で背負ったっていい。と思って安心したときには幼稚園のお迎えまで1時間を切っていて、大急ぎで部屋中に散乱した紐だの帯板だのタトウ紙だのを片づけて、ごはんを食べてから迎えに行った。そうだ着付けだけでなく髪も自分でやるんだから、全部で3時間はみておかなくてはならない。撮影は昼からなので、私は朝から着物とともに部屋にこもり、夫には弁当買ってきてもらってちゅう太に昼飯を食べさせてもらわなきゃならない。という話を母にしたら(電話で)、だから着付けを習っておけばよかったのにと言われた。母はここ30年間にわたって私に着付けと和裁をすすめてきたが、たしかにいまの私にその技術があったら生活の方向性も相当違っていただろう。しかし親の言うことを聞く耳も、将来を見通す目もない私だったので、首に縄つけてでも強制的に習わせといてほしかった。親の言うことは聞いといたほうがいいということ、ちゅう太はわかってくれるかしら。

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