2014'02.17.Mon
雪国と化した実家
道を掘った
土曜日はちょっと早いけど四十九日法要と納骨の予定だった。
金曜夕方茨城を出て、東名高速まではノロノロしつつもなんとか通過。ガラ空きの海老名SAで18時に夕食をとり、ほっこりしたのが最後の余裕。厚木ICを降りたところから車がまったく動かない。厚木ICより先は東名も小田原道路も通行止めになっていた。親戚は来られないかもしれない。窓の外は猛吹雪。そんな中バスが止まったのか歩いてる人が多数。ちょっと停車してる間にもみるみる積もっていく雪。なんで渋滞してるのかわからず、1時間かけて数メートル進むごとに、渋滞原因(ハザートランプ点滅させた車とそれを押している人)が見える。迷惑だなんて怒っていられない、次は我が身かもしれない。
ポータブルDVDを持ってきていたのでちゅう太は一年分のキョウリュウジャーを繰り返し見ている。ICから実家まで7キロくらいの距離を3時間かけてやっと着いたー!!と思ったら、実家の真ん前で雪に埋まって前にも後ろにも動けなくなる。いつも停める裏庭は雪で入れないので、大通りに面した店の前に停めるように言われたのだが、大通りも雪で埋まってるし、店の前の道は近くのバス停ロータリーとつながってる部分なので、バスはもうずいぶん前から運休してるみたいなので、新雪がこんもりと積もっていて、その新雪に向かってズブズブ進んだらこの通り。スノーブーツとユニクロの暖パンで来てよかった。膝まで積もった雪を踏み込みながらちゅう太を連れて実家に行き、ちゅう太を置いて、スコップを借りて、店の前に戻り、車の周囲を雪かきし、やっと進むことができた。家の前じゃなかったら遭難だ。JAFとか呼んでも到着できないだろう。
疲れ果てて歯も磨かずにバッタリ寝たが、夜中じゅう暴風で古い家が揺れる。ボン!ボン!と屋根の雪が落ちる音もする。みんな寝不足だ。それもこれも坊さんが天気予報を甘く見て法事を決行すると決めたせいだ。しかし結局寺も墓地も雪で埋まり、坊さんも仕出し屋も来れないので法事は翌週に延期になった。土日はもう予約いっぱいだったので平日で、それが本当の四十九日目。「お父さんはまだお墓に入りたくなかったんだね」とか、オカルトちっくに納得する田舎の人たち。
翌朝は実家唯一の男手である兄が物凄い勢いで雪かきしまくるのを少し手伝う。すごい大変。ちゅう太は雪遊びに専心。ちゅう太のスキーウェア持ってってよかった。疲れて3時間も昼寝して、もう一泊して日曜に帰ってきた。東名はまだ不通だったため渋滞の246号線で都内まで出たら、首都高が開通してて、そこからはスイスイ帰れた。茨城はぜんぜん積もってなかった。あまりに疲れたので今日は幼稚園休んだ。「終戦の年にもこんな大雪が降った」と母が言っていた。子孫に語り伝える体験ができた。
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