2010'05.17.Mon
神社そして白装束
(2枚の写真に関連性はありません)
先週はじじばば週間でした。3人で上野の博物館に行ったあと夫実家に行き(義母しかいなかったが)さんざ大騒ぎして食い荒らして帰ったあと、1日置いて今度はちゅう太とふたりで私実家へ泊まりに行った。3月にも行ったばかりだというのに。私実家に行くのは例年だと盆と正月だけ、あとは年1回くらい親が茨城まで来るってかんじだったのだが、今年は(年末年始に入院してた)父の様子見に少し多めに里帰りしている。
父はもう完全に復活していて(服薬と通院はしてるが)朝から畑仕事に精を出していた。さすが入院中こっそり帰宅してたまねぎの苗を植えた(そして医者に叱られた)男である(not農家。趣味園芸)。
今回はじめて畑に連れてってもらったちゅう太は、勝手にじいちゃんの手伝いをしたり、ひとりで道路に歩いて出てしまったり、ばあちゃんに甘えてバナナを日に3本も食べたりと好き放題に過ごした。
朝は6時半に起きてさんぽ!さんぽ!と騒ぐので、私が子供のころ遊んだ神社(写真1)に連れてったら、昔はすごく楽しいところだった気がするんだけど、今見たらちっぽけなおんぼろ神社のまわりに遊具がポツンとあるだけの、大きな蟻の巣だらけの、だれもいない(早朝だからか)、さびしいところだった。でもちゅう太は喜んでほこりっぽい遊具に乗ったり蟻を追ったりしていた。
写真2は、私の母が作ったネルのねまきを着たちゅう太。作務衣みたいな形で、寺の小僧か何かのようだ(写真では正座して何か修行でもしているようだが、絵本を読んでるだけである)。
夫実家は都心で博物館や美術館やアンパンマンショップやおいしいお店が近くにあり、私実家は田舎で畑や里山や馬場や小川が近くにある。真逆なのでどちらもそれぞれに楽しく、ちゅう太にとっては良い環境だ。
ちゅう太はどっちの家でも「おじーちゃ!おばーちゃ!」と叫びながら相手を追い回し甘えて要求を通す。じじばばは(私と違って)惜しみなく食べ物を与えてくれ褒めそやし構ってくれるので、ちゅう太は完全に調子に乗って、もうお腹いっぱいのくせに(たくさん食べるとウケるもんだから)さらにおかわりを要求し、それをずーーーっと口の中でもぐもぐしたあげく飲み込めなくて手のひらに出し、それを「はい」と私に手渡してくる。私の所に来るのはそういうときくらいで、あとはほとんどじじばばのところか、家の内外で何かイタズラしているかだった。夜も、いつもなら私と寝るのがうれしくてちゅう太のほうから「ねる!」と腕をひっぱるくらいなのに、実家では寝室に去ろうとするじじばばを(私そっちのけで)泣いて引き止めたりして、なんだこいつと思った。
今日も(もう茨城に帰って来た)時々「おじーちゃ…」などとつぶやいているので、ああおじいちゃんを思い出しているのだなと思ってると、途中から「おじーちゃ、まごをよんで、うんしょこらしょ」と『おおきなかぶ』の話になっている。そしてまたママべったりの甘ったれちゅう太に戻った。本当に調子のいい、そのときに最も自分が得する方法を知っている奴だ。
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