2010'05.10.Mon
ここに来たのはちょうど一年ぶりで、去年はうさぎをよたよた追いかけて転ぶことしかできなかった。
今年はうさぎに挨拶して回り、「うさぎをなでるときはやさしく」「うさぎの目を突かない」などの言いつけを守ることができるまでに成長した。
ちゅう太は今、電話に夢中だ。身内との電話ならいいのだが、何かの問い合わせとか夫の会社からとかのまじめな電話のときも、足元にまとわりついてうあうあ喚くので困っている。祖父母相手の時は私がプロンプタとなって「もしもし」「おばーちゃ」「げんき」「ばいばいまったねー」とか言わせている。ばいばいのときは、以前は黙って手を振っていたが、最近は言わないと相手に伝わらないと気づいたのか、ちゃんとばいばいと声に出して言う(でも手も振る)ようになった。何でもないときにも気がつくと受話器を取って、どこにもつながっていない電話に鼻息を荒くしている。電話機を隠してしまうと、リモコンや夫のipodなど電話に見えなくもないようなものを耳に当てて「もしもし」とか言っている。
最近、叱るときはコラッダメッだけじゃなくて、理由も言って納得させるように努めている。わかっているのかどうかはっきりしないが、ちゅう太は説教されると「わかった~」と泣き声を出すようになった。これは私が「わかったの!?」と叱責するからで、そのうち「○○だからだめなんだよ(わかった?とは言ってない)」と言っても「わかった~」と答えるようになった。「わかった」という言葉の意味がわかっているのだろうか。わかるとはそもそもどういうことなのか。2歳児の頭の中で何がどうつながっているのかまったくわからないが、ちゅう太なりに生活の仕方やルールがわかってきているらしい。
人の話を聞かない、自分のしたいことしかしない子だったが、しつけ強化の成果が出たのか、だいぶ私の命令に従うようになってきた(たまに夜中に「いけない~」(←思い通りにならない時のせりふ)とかうなされているが…)。こうなってみると、ちゅう太の、ちゅう太らしさの芽を摘んでしまったような気がしてくるが、共存するためにはしかたがない、ルールの枠の中で新たに芽を出せ出してみろちゅう太よ、と願う。
子への望みは限りがない。ちゅう太が命令通りに動くと気持ちがいい。今のうちにこの快感を味わって、早く飽きてしまいたい。
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