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2011'09.03.Sat
3歳5カ月になったちゅう太の、初夏休み最後の週が終わろうとしている。

先週末に珍しく高熱を出して、翌日熱が下がったと思ったら口の周りに赤い点々がうっすら出てきたので受診したところ、いま(幼児界で)流行りの「手足口病」だった。熱と発疹だけの軽い病気だが移るので(2日後夫に移った)、お友達との約束はキャンセル。夏休み最後の週は私とべったり密着型インドアDVDざんまい生活となり、せっかくこれまで保ってきた生活リズムも乱れがちになり、私もつい叱責がきつくなり、しかられてばかりで自信を失ったのか、せっかく芽生えた自立心がくじけて新聞を一人で取りに行ってくれなくなってしまった。やたら甘えてくるし。ああ面倒。またふりだしに戻っていちいち簡単なこと手伝わせて褒め倒してなでくりまわして自信を回復させないといけない、あと2日で新学期だというのに。

昨日の夜、やおらテラスに出てパンパンとかしわ手を打ちながら何かごにょごにょ言ってるので、何言ってたの?と聞いたら「ずっとぱぱのそばにいますようにって」。何故かは知らんがお星様にお願いしていたらしい(たぶんテレビで見たのだろう)(ちなみに昨日は曇りで星見えてない)。それがウケたので調子に乗って、その後何度もテラスに出てパンパンごにょごにょ、その都度聞いてみると「ぱぱがそばりますようにって」「ぱぱがそとにいますようにって」とだんだんあやしくなり、最終的には「ぱぱがそとにいきますように」というお願いを何度も繰り返していた。見聞きしたファンタジーについて、以前はセリフを繰り返し暗誦するだけだったが、最近は実行したがることが増えた。戦隊物は今後も見せないようにしたい。

もうトイレは完璧になったのに、どういうわけかたまに納戸からおまるを出してきてしたり、風呂上がりにパンツはけというといつのまにか紙おむつをはいていたりする(暑いからすぐ脱ぐが)。自立心と同じくらいに赤ちゃんに戻りたい気持ちもすごくあるみたいで、ちょっとしたきっかけ(私の厳しい叱責など)から退行スイッチが入ってしまう。よその子の話ならかわいいもんだと思うが、自分の子だとイラついて仕方がない。

「これ、はなにはいってた」とはなくそを指先に載せて見せに来る。お茶がおしっこになり、ごはんがうんちになることは実感としてわかるが、はなくそって何→どこからか間違って入りこんできたことにした3歳児なりの合理化。

ちゅう太がものわかりのいい時というのは、例外なく芝居がかった口調になる。私が自分を殺して母親を演じているように、ちゅう太も「子ども」を演じている(しまじろうのセリフをマネしていると自動的に良い子になれる)。お互いにナマの自分がむき出しになっている時(眠い時、疲れてる時、急いでる時)は衝突してうまくいかない。結婚したとき母に「女は女優たれ」と何度も言われたもののいまだに妻としては大根だ。しかし育児という舞台では演じないと乗り越えられないことがとても多い。家族という共同体を保つための何かをちゅう太に教えられた気分だ。たまにはぶっちゃけた自分を見せとくことも大事な教育だとは思うけど、私はちゅう太にぶっちゃけすぎている。ちゅう太はいつでも私を許してくれるから、つい甘えてしまう。ちゅう太の愛と寛容を見習おうと反省しつつあさってからの新学期に臨みたい。
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