2011'05.21.Sat
絵本と図鑑で親しんだだんごむしにとうとうナマで接する季節がやってきた。
毎日毎日いっしょうけんめい探して見つけては転がしてだんごにしている。
ついでになめくじも拾ってくる。一度たぶんそれが原因らしき下痢をした。
虫を家に持ち込んだら「虫さんのおうちは外だよ。かわいそうだから帰してきなさい」と厳しく言って追い出す。
私が虫を怖れていることは絶対に悟られてはいけない(だんごむしくらいなら平気だが、なめくじは絶ッッッ対にさわりたくない)
ちゅう太はいまだ昼まで保育。銀行と買い物行ったら終わる自由時間。郊外特有の巨大SCで本屋と無印とヴィレヴァンあたりをちょっと眺めてわずかに癒されてから食料品仕入れて帰るのが決まりのコースとなりつつあるわびしい午前中だ。親の参加活動(育児勉強会、草むしり、雑巾縫い)がある日は昼寝まで預かってもらえるが、それは先輩ママ連に気を遣いながら雑巾縫わされたうえに(私が)昼寝もできず、昼寝して元気になったちゅう太を連れて帰りそのままちゅう太の相手に家事に動き続けるという修行を意味する。そんな日は夜8時には朦朧としてマジよく眠れるけど。先輩ママ達ともちょっと親しくなってきて、集まり自体はけっこう楽しいんだけど。すべてはちゅう太のため、何を辿ってもちゅう太につながる、明解な私の生活である。
そんなちゅう太は相変わらず毎朝登園をぐずる。日に日にひどくなる(もしもし私リカちゃんの逆。はじめ園の入口で拒否してたのが、車から降りるの拒否→家を出るの拒否→靴履くの拒否→着替え拒否と、日を追うごとに遠ざかろうとする)。園内に入っちゃえば粛々と日課をこなし、迎えに行けば「たのしかった」「あしたもいく」と言うんだが。園長も「これは朝の儀式です」と言うし。
しかし日に日にひどくなるので「日に日にひどくなります」と園長に言ったら、「日に日にひどくなるとお母さんが思ってるうちは無理です」と言われた。とうとうこんなことを言われる日が来てしまった。こういう「子を変えようと思ったらまず親が変われ」的なことを言われると反射的に屈辱を感じるものだが、でもまあしかたないので、翌日から朝出かける前にちゅう太を膝に乗せて「ママはちゅう太が楽しいのが一番うれしいんだよ」などと太陽作戦で攻めてみたところ(それまでは「なんだよー昨日は楽しかったまた行くって言ってたじゃんか!」と追い込む北風作戦だった)、「ちゅうたもうれしい」「じゃあ今日も一日楽しく頑張ろう」「おー!」とか言って、なんかけっこうスムーズに登園させることができた。
その翌日はまた少しぐずったが、それは「行きたくない」じゃなくて「ままもいっしょにいこう」だったので、行きたい気持ちはあるのだなと再確認。今日の夜は、風呂でいつも遊ぶ亀の親子のおもちゃで、(いつもは親亀の上に子亀が乗って散歩やおばあちゃんちに行く設定なのだが)「ようちえんにいく」ごっこを始めた。今までは私が聞かないと園について話すことはなかったのだが、やっとちゅう太の中で園に行くことが定着してきたのだろうか。
この調子ならいずれは昼寝も、と思うのだが、先週「今日昼寝ダメですか?」とちょっと甘えてみようとしたら、園活動と緊急の用以外はダメときっぱり断られてしまった。ちゅう太には先生が一人つきっきりで世話してる状態で、さらに昼寝時は相当泣いて暴れて大変で、ほかの子の保育に差しさわりがある(縦割りなので同じ教室内で年長さんはかなり高度なことをやってるのだが、それをちゅう太が邪魔する)とのこと。これには凹んだ。通常より一年早く入園させたとはいえ、ちゅう太と同じ3歳児のクラスメイトはもっと落ち着いてるし、ああやっぱりちゅう太は普通の子とは違うのだと改めて思い知らされた。でもかえってすっきりもした。園に入れたってだけでちょっと浮かれてたけど、味噌っかすという立場を自覚して、この一年間は修行だと思って親子ともどもがんばろう。ちゅう太のブレイクは来年度から始まるのだ。
それで心のふんどしを締め直し、園長からのお達し(連絡帳のコメント)をまじめに守ることに決めた。この連絡帳は園ママたちの語り草で、私だけじゃなくみんなけっこうキツいこと書かれて凹んだり怒ったりしてるらしい(なのでママ達はみんな仲良く、愚痴り合って結束している)。
4月はやたらストレスたまって、園から帰宅後チューハイ飲んだりクッキー一箱一気食いしたりしてたのだが、そういうのも少しおさまってきた。ちゅう太とともに私の中でも園生活が定着してきたということだろうか。そうでないといかんね。
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