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2025'05.25.Sun
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2010'05.10.Mon
usagi.jpg牛久大仏にて、うさぎににんじんを食べさせるちゅう太。
ここに来たのはちょうど一年ぶりで、去年はうさぎをよたよた追いかけて転ぶことしかできなかった。
今年はうさぎに挨拶して回り、「うさぎをなでるときはやさしく」「うさぎの目を突かない」などの言いつけを守ることができるまでに成長した。



ちゅう太は今、電話に夢中だ。身内との電話ならいいのだが、何かの問い合わせとか夫の会社からとかのまじめな電話のときも、足元にまとわりついてうあうあ喚くので困っている。祖父母相手の時は私がプロンプタとなって「もしもし」「おばーちゃ」「げんき」「ばいばいまったねー」とか言わせている。ばいばいのときは、以前は黙って手を振っていたが、最近は言わないと相手に伝わらないと気づいたのか、ちゃんとばいばいと声に出して言う(でも手も振る)ようになった。何でもないときにも気がつくと受話器を取って、どこにもつながっていない電話に鼻息を荒くしている。電話機を隠してしまうと、リモコンや夫のipodなど電話に見えなくもないようなものを耳に当てて「もしもし」とか言っている。

最近、叱るときはコラッダメッだけじゃなくて、理由も言って納得させるように努めている。わかっているのかどうかはっきりしないが、ちゅう太は説教されると「わかった~」と泣き声を出すようになった。これは私が「わかったの!?」と叱責するからで、そのうち「○○だからだめなんだよ(わかった?とは言ってない)」と言っても「わかった~」と答えるようになった。「わかった」という言葉の意味がわかっているのだろうか。わかるとはそもそもどういうことなのか。2歳児の頭の中で何がどうつながっているのかまったくわからないが、ちゅう太なりに生活の仕方やルールがわかってきているらしい。

人の話を聞かない、自分のしたいことしかしない子だったが、しつけ強化の成果が出たのか、だいぶ私の命令に従うようになってきた(たまに夜中に「いけない~」(←思い通りにならない時のせりふ)とかうなされているが…)。こうなってみると、ちゅう太の、ちゅう太らしさの芽を摘んでしまったような気がしてくるが、共存するためにはしかたがない、ルールの枠の中で新たに芽を出せ出してみろちゅう太よ、と願う。
子への望みは限りがない。ちゅう太が命令通りに動くと気持ちがいい。今のうちにこの快感を味わって、早く飽きてしまいたい。

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2010'05.05.Wed
 傘を自分でささないと承知しない(親ずぶ濡れ)
こんななわばしごものぼれるようになりました

GWで日や曜日の感覚がボケて月誕生日を忘れていたがおととい2歳1カ月になったちゅう太は、自転車の練習を毎日欠かさない。(誕生日の日記に書くの忘れたが、こういうのを買ってやった)

乗れる期間の短い三輪車なんかすっ飛ばしていきなり自転車に乗せてみるのがいまどきの育児である。
まだペダルを回転させることはできないが、ペダルを足でちょっと押し下げて進むことができる。ハンドルも行きたいほうに切れる。でもまだブレーキはできない。まだほとんどは(オプションでつけた)「甘えん棒」という棒を親が押して進む。まだ運転は自宅テラス内だけの教習所状態。

毎晩の絵本、同じ本を何十回も読まされる忍耐大会は終わり、今はいろんな本を何十冊も読まされている。新しい本も2回も読めば内容を覚えて、私が読む前から「さて」とか「それから」とか先を言う(なぜか接続詞が好き)。もらいものの、字の多い大きい子向けの絵本も何冊かあって、それはまだ難しいと思って隠しておいたのだが、自力で見つけてきて読めと要求する。絵が少なく字が多いので内容をダイジェスト版にして読んでやるのだが、何日か読んでると少しずつ長く読んでいられるようになり、しまいには原文ママで通して読めるようになる。この過程が私は楽しい。

指示がかなり通るようになり、散歩中にフラフラどこかへ行っても、厳しい声で「ちゅう太!」と呼ぶとビクッとしてあわてて駆け寄ってくるようになった(優しく呼んでも来ない)。あれ持ってきてパパにどーぞして、とか言うとその通りに動くが、市の親子教室での発達相談のときは普段なら楽勝のはずの「お目目はどこ?」「めがねはどれ?」なんかができず、カップに隠した人形はどこ?にも答えられず、また要観察・親子教室継続通室になってしまった。自宅と外で幼児の能力にムラがあるのは当たり前なんだが、ちゅう太はアンテナの幅がどうも狭いようだ。

昨日は霞ケ浦の水族館に行ったら、大人だけで行くとすごくつまらないところ(狭くて展示魚も少ない)なんだが、ちゅう太にはちょうどよかったみたいで、おしゃかなおっきーね!おっきーね!かめしゃんおっきーね!おっきーね!と狭い館内をクルクル回って喜んでいた。おっきーね!おっきーね!を連発した後、対になる言葉も知っていることをアピールしたかったのか、巨大ゾウガメの前で「ちーさいね!」と知らないおばさんに向かって言い、おばさんに「小さいか?」と突っ込まれていた。ザリガニさわりほうだいの水槽があったが、すばしこいザリガニにはまだ触ることができなかった。

トイレトレは一進一退。スタートは早かったが、結局そんなこんなで普通の子並みのところに収斂していくのだな、寝返りやハイハイも早くて天才だと思ってたけど今となってはそんなのみんなできてるし、幼児の身体機能について一喜一憂するのはほんとに無駄なことだ、と思った。

なぜか2歳になった前後からものすごく甘えん坊になり、私がいないと必死でうちじゅう探し回るし、何かというと「だっこーだっこしゅるーだっこしゅるのよーぅ」と言いながらかじりついてくる。寝る時も密着しないと寝ないしすぐ目を覚ますので、寝かしつけてから自分の時間を持つことができなくなってしまった。

また背が伸びて、今は95cmか100cm用の服を着ているのだが、100cmになると肩ボタンのある服がないので困っている。ちゅう太は相変わらず頭がでかくて普通のTシャツなど全然着れないのだ。ヘンリーネックやポロシャツを探してしのいでるけど、肌着のシャツやランニングはほとんどかぶりものになってしまいボタンつきのがなかなか見つからないし、見つかってもあまり高いのは買いたくない。幅はちょうどいいけど丈が短くなった90cmの服の裾に布を足してリメイクするなど、地味に苦労している。ちゅう太の発達も甘えもそのうち解決に向かうだろうが、この頭デカ問題だけは一生つきまとうと思うと今から気が重い。
2010'04.15.Thu
つみきといえば一列に積むか並べるだけだったが、最近土台を二列にしたり、画像のように摘んだりするようになった

てっぺんは必ず三角です


(前回までのあらすじ)せっかく自分でトイレに行き排泄できるようになったのに、心ない母親の叱責により退行してしまったかわいそうなちゅう太であった。

「もうずっとおむつしてなさい!!」とまで言ってしまったのは先週のこと(これは本気で「一生してろ」というつもりで言った)。翌日から、便座に一度座ったのにわざわざ降りて床にする、自分でパンツを脱ぎすてて「といえ!」と言うくせにトイレに連れていくと座るのを嫌がるなど、混乱した行動をするようになった。反省した私はトイレトレの初心にかえって、叱らない楽しいトイレタイムの演出に専心した。
ちゅう太の「でるのー」を疑わず、たとえすでにパンツがぬれていてもトイレに座らせてじっと待った。ちゅう太の気が済むまで唄ったり絵本の掛け合い暗誦につきあった。出ないのに紙や水を無駄に流すこともある程度なら許した。トイレから出たがらないときは、いま幼児界で流行っている「コロンパ」を唄っておびき出すか、ちゅう太の好きな絵本をまねて「わっしょわっしょ」と担ぎ出すなどすれば、素直にパンツをはいてくれることがわかった。
そうしてやっとトイレが叱られない安心できる楽しい場として再認識され、以前のように寝起き時のおしっこがうまくいくようになり、今日は久々に行った(風邪で3回も休んでたので)スイミングスクールの和式トイレでうまくおしっこができた。上出来だ、と思っていたら夜にまた奇跡が起きた。
今日は日中うんちがなく、夕食後にするだろうなと思ってたら夕食後は先に夫がトイレにこもってしまい、ああ今日もだめだなこりゃとあきらめていたのだが、ちゅう太は「といえく(トイレいく)」と言ってトイレに自分で行き、パパの排泄姿を眺めながら待ち、パパと入れ替わりに自分で補助便座を設置して座り、すぐに上手におしっことうんちをした。
見事に美しく排便した10日前と今日がつながった瞬間であった。これで悪夢の(床の消毒とうんちパンツ洗濯に明け暮れた)数日間は忘れられる。

まだまだおむつやパンツをぬらすことも多いし、外出中はおむつの中にしてて何も言わないし、トイレトレの完成はずっと先のことだろうが、ひとつハードルを乗り越えた気分である。育児中に感じる自分にしかわからない安易な達成感(がんばったのはちゅう太なのに、自分がすごいかのような錯覚)がまたひとつ。
2010'04.12.Mon
保冷バッグを持ってすまして買い物へ
 
疲れるとひきずって歩く。バッグどんどん汚れ中身ぐしゃぐしゃ


やっと世間のママさんたちの気持ちがわかりました。いままで楽をしていてすまなかった。ちゅう太もやっと始まりましたベビカ拒否症。散歩はいいんだけど買い物はほんと困る。乗せようとすると「あーるーくーのーよーう」と叫びながら釣りあげられた魚状にびったんばったん暴れる。なんとか拘束してしまえばそのうち諦めて自分の世界に入る(腕を吸い始める)のだが、毎回店の前で格闘するたびに、知らない人に「がんばれー」とか言われる。

店がすいていて買う物が少ないときはあえて歩かせ、「おてつだい」をしてもらう。私が選んだ商品をちゅう太にいったん手渡してカゴに入れさせると、そんなんでも満足するようで真剣にやっている。でもそのうち調子に乗っていらん物もポイポイカゴに入れ始めるから、手を引いてすごい速さで走るように舞うように店内を移動する。
勝手な方に行きそうになったらちゅう太の腕をつかんで引きずって歩く(ちゅう太は大声でわめいている)。スーパーの床はツルツルしているので相当の距離でも楽に引きずっていくことができるが、他人から見ると凄惨な感じがするかもしれない。そんなときはたいてい暇なおばあさんが「どうしたボクー、おてつだいしてるのえらいねー、あらいい靴だねえ、おばあちゃんにちょうだい」とかなんとか声をかけてきて、それでちゅう太が世間体と誇りを思い出し素直に歩きだしたりする。スーパーはああいうおばあさんを万引きGメンみたいに各店舗に配置しておいてほしい。
ポイントカードをトレイに置かせるとか、会計済みの軽い物を持たせるとかの仕事を与えて、なんとか買い物終了。荷物を持たせると脱走を防げるという効果もあるが、こいつはいざとなればためらいもなく荷物を捨てることができるので油断できない。気をそらせないよう、手をつないで歌いながらだましだまし駐車場まで急ぐ。

「これ買ってー」「だめよ」「ギャー」という修羅場はまだない。自分の好きなものがここに売っているとは気づいてないようだ(おてつだいしてもらう日は菓子コーナーには近寄らない)。そもそも「買う」てことがまだわかってない。今のところはカゴにモノをポイするだけの遊びだ。
少し前までは「聞き分けができるようになるまで店内では歩かせない」と考えていたが、こんなことも子どもには必要な経験なんだろうなという気もしてきて。なし崩しに。まわりには迷惑だろうと思うので今のところは平日午前中の子連れ・老人率の高いスーパー限定で、そうこうしているうちに分別のつく年齢にならないかなと。ごまかして時間稼ぎしてるみたいな私の育児である。
2010'04.09.Fri
いつのまにかスプーンがかなり上達
 

また汚い話で恐縮ですが、前回の日記を書いた翌日、うんちを事前予告→トイレに座った途端華麗に排便、という素晴らしい出来事があった。
もう完璧!天才!と思ったのもつかの間、水を流した後また「でるー」と言って座る→出ない→「トイレおしまい」と言うと全力で抵抗→パンツはかせようとすると大暴れ→私に一喝されて号泣、という嫌な流れに。
暴れてる時の言い草が「でるのー」「でるのよーぅ」「なによー」全部女口調(私のマネだ)なのがまた頭に来る。

そんなこんなで連日のトイレで揉めるうちに「でるー」「出ないじゃん!!」「でるのー」「いや出ないね、絶ッ対出ない!!もうトイレ行かなくていい!ずっとおむつしてなさい!!」とまで言ってしまい、そのせいなのか今日はずっと失敗だ。2回もトイレの床にしっこされてしまったし、うんちは3回パンツにされて、取り替えるときはあちこちにくっついてしまった(家にいるときはトレーニング用パンツにトレパッドでちゅ、というものを当てている。紙おむつならサイドを破いてうまく脱がすことができるが、パンツは降ろして足を抜く過程で絶対どこかにくっつく)。

うんちが手にくっついてる状態で、トイレから出たがらない子を説得するのは難しい。抱き上げることもできないし、早く手を洗いたい一心でつい言い方が乱暴になり、また泣かせてしまった。
最近やたら甘えん坊で、3分留守にしただけ(家に夫もいるとき。ちょっと夕刊取りに行っただけ)でも号泣されるのは、そういう年齢のせいだと思ってたけど、このトイレトレのせいも少しあると思う。こんなにちゅう太を叱って(というか怒って)いるのはかつてなかったことだ。

これほどトイレに協力的な子は子どもの中でも貴重な宝物だと思う。なのにどうしてうまくいかないんだろう。ちゅう太もこんなはずではと思っているだろう。
2010'04.05.Mon
初床屋


夫のいきつけの床屋に初めて行った。ちゅう太がもぞもぞ動きだすと鏡の前にくまの(トントントン、トントントン、ピッピッピッピッピッピッピ、と太鼓と笛を繰り返すイライラする)おもちゃが置かれ、それを茫然と見つめている隙にカット終了。男前になりました。

トイレトレーニングが進んでいる。もうぐんぐんすごい勢いで進んでいる。そんなに早く進めるつもりはなかった。みんな手こずってるし一年がかりだとかもう家庭ではあきらめて保育園に頼むみたいな話も聞いてたから、今はトイレに慣れさせる段階で本格的にやるのは夏、くらいに考えていた。夏はパンツが濡れても寒くならず洗濯物がいくらでも乾くおむつ外しのベストシーズンで、夏じゃなきゃトイレトレはできない、なぜ「トイレトレ(おむつはずし)」が夏の季語にならないのかとまで思っていた。

しかしちゅう太は今や「といえ!」と言って私の手を引いてトイレにつれていき、ズボンとおむつを(なぜか靴下も)脱いで(脱がすのは私だが)座ってからおしっこする、ということをやってのける。まさかの事前申告達成。先週のいまごろは「といえ!」と言ったときにはもうおむつの中にしてしまっていたのに。まだトイレに間に合わないこともあり、遊びに夢中になってると黙っておむつにしていたりして今のところ成功率は7割くらいだが、徐々に確実になっていくという手ごたえを感じる。めきめきと。
しっこはできてもうんちは当分無理だろう、と思っていたのも先週までのこと。ここ数日よく食べていて回数が増えていたので食後はトイレに座らせることにしたら、難なくできてしまった。うんちの事前申告はまだできないがこれもそのうちできそう。トイレトレ開始から3カ月足らずでここまでくるとは。

予想外なのはここからで、どういうわけだかちゅう太がなんかもうむちゃくちゃトイレが好きになってしまった。
おむつに出したくせに「といえ!」→便座に座るが当然もう出ない→でも紙をひっぱって(途中で私が止めないと何mも出す)股の間から便器にポイ→立ち上がって水流して「バイバーイ」→手洗ってタオルで拭いて、さあトイレおしまいねと言うと「といえ!」「しっこっこ!」と叫んで再び便座に座ろうとする。
出ないでしょと言ってもきかないので、仕方なくまた補助便座を置いて座らせると、フンフン喜んで足バタバタさせたり振り向いて便器のフタをカタカタさせてみたり、無関係な話や絵本の掛け合いを始めたり。出ないならトイレおしまいよーと言うと「でる!」と嘘をつく。そしてまた紙を無駄に流してバイバーイ→じゃあおむつはこうねーと言うと「といえ!」
いいかげんにしなさいよ!何時間トイレにいるつもりなの!おかあさんほかのことなんにもできないじゃない!じゃあもうずっとトイレで暮らしなさい!と私が怒鳴って電気消してトイレのドアを閉めるか、トイレの外に力づくで引きずり出すかするまでやめない。どちらにしても号泣だ。テレビ見せるかおやつ出すかパパが帰ってくるかして意識を切り替えないといつまでも泣きやまない(子供番組がやってない時間帯、食後すぐ、パパの帰宅まだ、という場合は処置なし。そして泣きやんでもしばらく経てばまた尿意が)。

あれほどしつこかった絵本1000本ノック(同じ絵本を一晩に何十回も読まされる)は最近なくなり、数冊の絵本を一回ずつ読んでやれば気が済むようになってきた。たしか半年くらいかかった。そういえば飲み物プープーや土を食べることも、だいたい半年くらいでおさまった気がする。このエンドレストイレにもあと半年はつきあわないといけないんだろうか。
2010'04.03.Sat
  料理を手伝う日もあれば
 路上に転がるときもある
 

おかげさまでちゅう太は無事2歳になりました。ここんとこずっと風邪で(元気だけど咳と鼻水がなかなかおさまらず、さすがに医者に行きました)だれとも遊べずスイミングにも行けず、時折「おぼだち、おぼだち…」とつぶやいているので何かと思ったら「友達」と繰り返しているのだと気づいた時にはあまりに不憫でホロリときました。

いわゆる「言葉の爆発期」というのが来たようで、とにかくしゃべっている。テレビや大人の会話でちょっと小耳にはさんだだけのようなこともすぐ復唱されるので下手なこと言えない。大人とも会話のまねごとのようなことができつつあり、私といるときは絵本の掛け合い暗誦を延々としたがる。唐突にちゅう太が「おーしーすー」と言い出したら、私は「いただきまーす」と言わなければならず(「おいしいスープ、いただきます」『きゅっきゅっきゅっ』の冒頭文)、「どーさんしっこっこ」と言われたら「ぞうさんはおおきいから、しっこもたくさん」(『しっこっこ』の中の一文)と言い返さなければならない。歌のようなものも断片的に口ずさむようになり、公共広告機構のCMを見ると「♪え~しー!」と高らかに発するが音程はわりとでたらめ。

指示がだいぶ通じるようになって、手をつないで散歩するのもそう手こずらなくなったが、なんでも自分でやりたい時期が始まって、外出時には私の分の荷物も自分で持ちたがるし(財布とか入ったバッグをズルズルひきずって歩かれる。しかも小石とか拾うときバッグはそのへんに打ち捨てる)、歩行者用信号機のボタンを押さないかぎり一歩もここから動かないぞというような無駄な意志の強さを発揮している。
あれほど頑として言わなかった「ごめんなさい」をわりと簡単に言うようになったが、今度はすごい軽い調子で「ごべーんねっ」とか言うのでかえって腹が立つ。あと私がしょっちゅう「すみません」と言ってるので(ちゅう太の所業を世間に詫びているのだ)ちゅう太まで「しゅいましぇんしゅいましぇん」と言うようになり、しかもイタズラをしながら言ったりするのでちゃんと自分が悪いことをしている自覚があるらしいのがむかつく。
しかし一方で、ハサミや電話などをイタズラしようとしているところに「それはだめだよ、やめようね、やめたらいい子だよ」と言うと、やめて、「いーこー」と自分をほめたりする。良い子でありたい、親に認められたいという思いは強く誇りは高い。頭ごなしに叱りつけると大層屈辱的に泣くので、やめたらいい子的にうまく仕向けるようにしないとこじれて面倒だ。

2歳になったちゅう太はもう完全に他人だ。スリングに納めて運搬していた頃は私の肉体の一部だったし、1歳代は私の支配下にあったが、今はもうバギーに乗せてても自分で「おりるー」「あるくー」と決め、実行する独立した人格である。もうこの勢いで自立して出てってほしいくらいだがまだまだこれから先が長い。
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