2012'04.23.Mon
昨年末、ちゅう太に神経衰弱を教えたときはまったくできなくて(自分以外の人がめくるところをまったく見ていない、自分がめくったカードも覚えられない、何枚もカードをめくるなどズルをする、負けると激怒etc.)、しんけーずいじゃくきらい!と言って七並べばかりやっていたが、最近かるたとりができるようになったので先週久しぶりに神経衰弱をやってみたら、見違えるように集中してできる子になっていた。
毎度のことながら何かができるようになると他の行動もつられて上達するもので、昨日はショッピングモールのキッズコーナーやトイザらスで上手に遊ぶことができたし(順番を待ったり他の子にゆずったり)、以前は途中で飽きてしまった数字のワークブックを一冊一気にやり遂げるなど、急に良い子になった。神経衰弱は集中力を養うのみならず、家族のだんらんを作り出すことで(しょっちゅう叱られて傷ついている)ちゅう太の心を癒し安定させる働きがあるようだ。
パパにはなかなか勝てないが泣いて怒ることはなく、心底楽しんでいる。しかし毎晩1時間以上神経衰弱をやるのは疲れる。なんでもよく覚えるのでつい欲をかいて「ことわざかるた」とか買ってみたがそっちはあまりやりたがらず、1ゲーム終わるとすぐ「しんけーすいじゃくもーいっかい、しんけーすいじゃくもっとやる」と歌い舞い、私が「疲れた…」と弱音を吐くと「さあがんばろうねーもうすこしだからねー」となだめてくれるのだった。
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2012'04.16.Mon
年少さんになって3日目から、9時―14時まで預かってもらえることになった。午前と午後30分ずつ増えた形である。しかし本来は8時半から15時までなので、気を緩めぬようにしたい。合計1時間増えたらそれだけでも結構な余裕。相変わらず重要なことは何もできないが。
先週は入園・進級式があって、乳児クラスではあるが一応新入生もあった。また赤ちゃん(在園生の弟妹)が何人か来るので、ちゅう太が手を出さないように言い聞かせておかないといけないが、今まで言い聞かせて聞いたためしがなかった。前日夜に急に閃いて、「赤ちゃんには一回ヨシヨシして静かに離れる」「ヨシヨシは赤ちゃん一人に一回だけ」というルールにしたら、あっさり守れた。
去年、通行人にしつこく挨拶するのを「あいさつは一人に一回」と決め、こんにちはと言って通り過ぎる練習を何度もやったことが応用できた形だ。園長にも褒められて気分がいい。単にちゅう太の成長によって自制心が出てきただけかもしれないが、ちゅう太に把握しやすい指示の出し方のコツをやっとつかんだ気がする(遅い)。
その赤ちゃんたちというのがこの数カ月でずいぶん大きくなっちゃってて(それでもまだ赤ちゃんなんだが)、そのうち乳児クラスに入るだろうし、下手するとちゅう太が追い越されてしまうのではないかと思うと恐怖。
2012'04.04.Wed
昨日4歳になった。誕生日前夜には、貯金箱にお金を入れてパンパンとかしわ手を打ち、「4さいのおたんじょうびおめでとう」と言って深々と頭を下げていた。なんだかよくわからないがちゅう太なりの「誕生日待ちきれない」表現。
長期休みごとに大きな成長がみられるちゅう太。今春はとにかく喋りが達者になった(今までもよく喋ってたが、何かのセリフは流暢なのに自分の言葉で話そうとすると難解だった。今は私以外の人にも一応通じることを喋る)。
目の下(あかんべしたときに見える赤い部分)を発見し「めのしたにエビみたいなものがある」と言って長い時間鏡に写していた。早口言葉だよ!と言って、「かわはこおりはりねずみ」と言えと迫る。凍った川でスケートをするハリネズミというキャラクターなんだそうだ。「たべものは、あきになると、ほねになるの?」と何かいろいろ混ざったような質問をしてくる。動物園など施設のスタッフを見ると「やぎさんはどうしているんですか?」などと質問をする(テレビのレポーターなどの影響なのか、スタッフには質問しなきゃいけないと思っているらしい)。祖父母との電話などで「今日何したの?」と聞かれると、以前は本当のことを話していたが、今は「りょこうにいってどうぶつにのって、ハンバーグをたべたの」などと願望を話す。発想が豊かすぎることに不安になったが、現実との違いを指摘すればわりと素直に認めるので、たぶん大丈夫そうである。
オセロで負けても怒らないようにと言い聞かせたら、私が勝ったとき「ママおめでとう」と微笑むことができた。風呂場に早く行かせるために「競争だ!」と走って、ちゅう太が先に着いたら毎回エア表彰状を渡してたのだが、私が先に着いた時はちゅう太から私に表彰状をくれた。誕生日にちゅう太の写真を撮っていたら、「ぼくがパパとママをとってあげる」と言って我々親の写真を撮ってくれた。この調子ならひとりっこならではの唯我独尊自己中精神からも脱皮できるか。
先週いっしょに遊んだ子たちはこの春から入園。ちゅう太のほうが一年早く入園しているというのに、見たところ同じレベルだった。周回遅れちゅう太は早く入れて正解だったとも思うし、しまじろうでもやらせといて今年入園にしてたとしても案外追いついたかもなーとも思う。どっちがよかったっていうのはわからないので、どっちでもどうにかなったってことなんだろう。私はたぶん、私の力でちゅう太を成長させたいという(園長に手柄顔されたくない←するんだこれが)気持ちが強すぎて、ちゅう太の現状を甘く見がちな傾向がある。それでもここ最近の成長は確実なもので、喜ばしい。もうすぐ新学期、やっと年少さんになる。前年度は「プレ」ってやつで、壮大な慣らし保育だった(普通のプレは週1とか。慣らし保育は長くても一週間)。ここからが本番だ。
2012'03.18.Sun
卒園式も終わり、明日の親子遠足を最後に3学期が終了する。3学期は短かった(病欠が多かったせいもある)ためか(もしくは園長のエネルギーが卒園生に集中していたためか)それほど消耗しなかった。でも疲れた。
あと一年通ったら残りの2年はほかの幼稚園に入れたいという気持ちが強くなっている。ちゅう太は今日「おおきくなったらコックさんになる。そしてハンバーグをつくる」と非常にまともなことを言った(先月は「かぶとむしになる」と言っていた。そしてそれはテレビのマネだった。コックさんも何かのマネかもしれんけど今のところ私の記憶にはない)。昨日は「ちゅう太はいつトイレに行ったっけ?」と聞いたら「えっとレストランでごはんのまえにいった」と答えた。私の記憶力の衰えもカバーしてくれる賢いちゅう太。
気がつけば決まったパターンのやりとりでなくても即座に正確な答えを言えるようになった。少しずつではあるが質問も出てきている。発言はまだまだおかしなことも多いが、日に日にノイズが除去されていくという手ごたえはある。コミュニケーションの課題が徐々に克服されてくると、あとは「羞恥心を持つこと」「共感・同情すること」なんだけど、これは現在の超少人数制園では獲得がむずかしいかもしれない。如何せん人数が減りすぎて縦割りの良い点も薄れてきている。ちゅう太をダシにして私が園長の抑圧から解放されたいのが正直な心だが、今後大量に入園してくる可能性も少なそうだしなあ。
幼稚園は自由に選べるので迷いが生じる。こんな悩みもあと数年。幼児期の悩みは過ぎてしまえば笑い話。と唱えながら次年度に臨む。
2012'03.03.Sat
3歳11カ月になったちゅう太は自称「おとな」である。大きいとか小学生みたいと言われることが多く、たくさん食べるのでますます大きくなるという自覚があり、卒園式が近いので自分も卒業するような気になっていて、少し前まで「しょうがっこうにいくの」と言っていたかと思うと「3ねんせいなの」と飛び級し、そこから一気に「おとな」になってしまった。こどもだよ、とか赤ちゃんじゃない?などと言うと「おとなだもんおとなだってあかちゃんじゃないでしょう!?」と必死で否定する。「~でしょう?」は私がちゅう太を叱ったり説得したりするときの口調なのでちょっとムカつく。
いつのまにか随分器用になって、線をひいた通りにはさみで紙を切ることができ、画像2の上のほうにちらっと写ってるけど3本の紙を編んでひもを作ったりすることもできる。ぬりえをすると、以前は線をまったく無視してぐたぬりしていたが、今は一応枠内からあまりはみ出さずに塗ることができる。えんぴつの持ち方も上手くなり、しっかりした線を書ける。ひらがなの一文をなめらかに読むことができ、カタカナも半分くらいは読める。トイレでは自分で尻をふき、私の検閲を許さない。自分でシャンプーし体も洗うが、お湯で流すのはまだ私。背中は洗えない。
卒園式では歌いながら手話をやるそうで、以前のようにチョロチョロ走り回って邪魔をすることなくちゃんと列に並んでみんなと一緒に練習に取り組んでいるらしい。私に聞かれる前に「きょうはしゅわやったの、こうするの。きょうおひるねしなかったのはちゅう太とSちゃんなの」などと自分から園での様子を報告してくるようになった。もうまったく普通の子みたい、と思うんだけど、この前たまたま同級生のT君と遊ぶ様子を見ていたら、T君(体は小さいが、兄が2人いるせいかかなりしっかりした子)に何やら指示(なんだかわからないが、○○が出たらこっちに走るんだよとか遊びの説明)をされたちゅう太が、うつろな目で「う、うんわかったー」などと返事をしていて、たぶんあまり指示の内容が理解できてない様子がありありとわかり、ちゅう太が成長している分ほかの子も成長しているわけで、いつまでたっても周回遅れ。
オウム返しはまったくしなくなり、何かのナレーションを延々一人で喋ることもめったにしなくなったが、この頃は突然短いフレーズを発することが多い。具体的には「ふぁいふれいん、かみのぱずる」と言ってポーズをとる。それから「ばくまん!」と言って振り向きざまに流し目を決め、腕をぐるぐる回しながら「Eてれあにめは530(ごーさんまる)!」と最高にかっこいい顔をする。ファイブレインもバクマンも大きい子向けアニメで内容は難しいのでほとんど見ていないが、音の響きがかっこいいので気に入っているらしい。ちゅう太はある部分が幼い(周回遅れな)ので「かっこいい」が出てくるのが若干遅れたが、今は普通の男児のように「かっこいい」で動く。「かっこいいから」と寒い日にジャンバーの前ファスナーを閉めないで出かけ、お気に入りの新幹線のアップリケつきトレーナーばっかり着たがり、道に落ちてる棒(木の枝)を拾って帰る(長い棒は最高にかっこいいアイテム。いくら私の怒りを買っても振り回すのをやめられない)。
Eテレっ子なのでバクマンで済んでいるが、民放の戦隊物を見たらどうなることかと思う。でも(よく知らないけど)最近のライダーとかなんとかマン系は暗くて怖い演出だったりするというのでハマらないかもしれない(ちゅう太はすごい怖がり)。わからないけど試しに見せてハマられても困るので、もう少し自制心が身につくまではEテレライフ。
Eテレといえば今は「みんなのうた」が好きで、「なぜ」という歌は「なぜ鳥は飛ぶの、なぜ風は吹くの(子どもの声)」「みんな楽しんでいるの、飛ぶことを、吹くことを(大人の声)」みたいな歌詞なのだが、ちゅう太はこの大人パートの所になると微笑みながら「それでいいんだよ」と言って穏やかにうなずく。「どうして空は青いの?」的な質問がまだ出てこないなーと心配してるとこなのに、親なんかよりはるかに高次元の存在のようである。
2012'02.03.Fri
10秒考えて「ブロードバンドというボタンをドロロンだと思った」ことに気づいた私偉い
斬新な陸橋のつなぎかた
3歳10カ月になったちゅう太は数字が全部書けるようになった。5と8がむずかしくてなかなか書けず、5はそれでも1日集中して練習したら書けるようになったが、8をマスターするには3日かかった。ひらがなは「つくし」とか「そのひ」とか、ひと筆書きできるものしか書けないのだが、どういうわけか「お」だけは自力で書けるようになった。書けるということよりも、書きたい書けるようになりたいというちゅう太の意欲がものすごく、子供番組の時間なのに自らテレビを消して、イラついた私に罵られながらもくじけずにがんばった。将来ちゅう太が無気力な引きこもりになったとき嗚呼3歳の頃は…とか思うんだろうなーと思うくらいキラキラした場面であった。
ちゅう太はなんでも丸暗記するので知っている言葉などは同世代に比べると多い。しかし知恵というのか自分で考える点では相当幼稚で、質問も「きょうのおべんとうはなに?」「おやつはなに?」「ばんごはんはなに?」と食べ物のことばかり、親は「空はなぜ青いの?」的な質問を待ちかまえているのにまだまだ程遠い。
それでも幼稚園の帰り道には「きょうはやめてっていわれなかった」「やめなさいっていわれたことを、やめられた」など、問題児なりに努力している様子を報告してくれる。そういえばちゅう太は3学期に入ってからやっと園の入り口で靴を脱いで入れるようになったんだった(去年までは毎朝靴であがりこんであらあら言われてた)。3歳でひらがなカタカナ読めて数字書けるのに、まだそんなレベルのアンバランス。
スイミングでは進級を勧められた。次は4~6歳のクラスだけど、3歳10カ月から進級可能なのでと。毎晩風呂で息継ぎの自主トレを欠かさず、プール底に落とした輪っかを拾う練習ではほかの子が1~2個拾ってる間に一人で両腕に何十個も輪をはめて水面に浮かんでくるカッパ少年ちゅう太にとって、今のクラスの内容は正直物足りない。でも上のクラスは見るからに大きい子(体の大きさだけならちゅう太も遜色ないが)ばかりで、なれなれしくうるさいちゅう太がクールな年長さんたちにウザがられる姿をほかのママさんたちとガラスごしに見るのはつらい気もし、まだ決心がつかない。担当コーチはベビークラスのときのベル先生だというのでそれはいいんだけど。
ヤマハ音楽教室の無料体験を申し込んでみたら、教室案内DVDが送られてきて、それを見たちゅう太は通う気マンマンで毎日DVDを見ては「ナガハにはきょういくの?あしたいくの?」とうるさい(体験は再来週、クラスは5月開講。体験やってみて考えようと思ったのにもう通うしかないらしい)。4歳になると通えるところがいろいろあるので正月から検索ばかりしている。何か技能を身につけさせたいとかいうよりは、何かに全力で集中する経験をしてほしいのだと思う。それがちゅう太の発達の凸凹を少しでもならす刺激になればいいなあと。
でも最近はあまり焦らず、ちゅう太のバカさを笑っていてもいいんじゃないかという気がしてきた。私の焦りは発達云々よりも「一人っ子」だからというのが原因なのかもと。私はちゅう太に24時間つきまとわれているといううっとおしさを感じているが、ちゅう太のほうも常時監視され口うるさく言われているという感じを持っていると思う。ちゅう太にきょうだいがいたらお互いもう少し距離を置いてつきあえるんだろう。
子を持ってもうすぐ4年、やっとこさ一人産んでヤレヤレと思ってたのに、母親界に飛び込んでみると今度は2~3人は産んでないと一人前じゃないみたいな空気があることに気付いて愕然としたものである。よそはよそうちはうち、改めてちゅう太とタイマン張っていく覚悟を決めて、ママ友と自分を比較せず、園長の指導にも落ち込まず、どんな場でも大人の態度で、日々淡々と暮らしていける、そういう人に私はなりたい。
2012'01.16.Mon
ちゅう太にはひらがなの練習帳、私には美文字練習帳というものを買いました
女子力が上がるそうな(おばさん力とか中年女力が上がる、というと違う能力のように感じられる為、女子力ということでひとつ)
しかし実践の場が幼稚園の連絡帳くらいしかなく
3学期からは非常に順調である。ちゅう太は先生の話を落ち着いて聞き、弁当は残さず食べ、先生と意味の通じる会話ができ、園での様子を私に話すこともポツポツと増えてきた。どこに行ってもでかいと評判なので(今年に入ってからだけでも3回は「今年はもう小学校?」と聞かれた。身長は107cm(5歳児の平均)になった)、本人もでかいことがアイデンティティーと化し、やたらと「ぼくはおおきいこ!おおきくて、つよい、おとこのこ!」と鼻息荒くして自慢するようになってしまった。それだけならいいんだけど、赤ちゃんやヨチヨチ歩きくらいのか弱そうな子を見ると「ぼくのほうがつよい!」と攻撃する事件が何度か発生(去年までは赤ちゃんラブだったのに)。あわてて「強い子は優しいんだよ。アンパンマンが小さい子を叩くか?ゲーナは優しいけど、強いって見ればわかるよ?よしお兄さんも強いけど優しいよね?」としつこく言い聞かせて、今のところなんとか園内では平和に過ごしているらしい。
しかしいまだ1時半お迎え。3学期に入ったら2時まで預かるって話だったのに、ちゅう太が昼寝をしなくなってしまい、生活リズムが整うまではちょっと、という園長(昼寝至上主義者)の判断だ。1時半に迎えに行くと毎日「今日も昼寝をしなくて…」と言われてしまい、家に帰っても寝ない。スイミングで疲れはててるはずの日でも寝ない。さすがにスキー場でそり滑り倒した日は車に乗った途端に寝たけど、園の課題程度でちゅう太のスタミナを消耗させようなど笑止である。秋頃までは昼寝をしないと夕方ぐずったり異常にハイテンションになったり急に眠くなって床で行き倒れてることもあったけど、冬に入ってからは寝ないで普通に過ごして夜9時に「そろそろ寝る」と言って寝室に行くなど情緒面でも安定している。週に1~2回は自ら昼寝する時もあるが、毎日はもう必要ない感じだ。でも園長(昼寝至上主義者)によるとそれは単に生活リズムの乱れなので、当分はまだまだ1時半お迎えの日々。
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